七月後期
『鹿鼎記,6』・『鹿鼎記,7』・『デルフィニア戦記,15』
『薬師寺涼子の怪奇事件簿 黒蜘蛛島』・『鹿鼎記,8』・『創竜伝,13』
『鹿鼎記,6 クレムリンの女帝』
金庸 岡崎由美・小島瑞紀:訳 徳間書店
読始7/16 読了7/20
コメント・・・
清を狙う四勢力の一つ、神龍教討伐を命じられた小宝。
しかし、教主は強いし、夫人は美人だし・・・で困ってしまう(爆)
とりあえず戦艦を率いて神龍島に向かうのだが・・・
さらに今度はサブタイトルにあるとおりロシアまで足を運ぶことになる。
ロシアは羅刹国とよばれ、特に銃器が中国人にとっては脅威であった。
この国も呉三桂と裏同盟を結んでいるのだからして、韋小宝としてはなんとかだまくらかして康熙帝の味方になって欲しいところ。
韋小宝必死の口車がロータリーエンジンで高速回転する!
『鹿鼎記,7 故郷再び』
金庸 岡崎由美・小島瑞紀:訳 徳間書店
読始7/20 読了7/22
コメント・・・
なんだか命がけの生活が続いていてすっかり忘れていた故郷の揚州。
宦官として贅沢な暮らしをするばかりで親を北京に呼ぶどころか仕送りもしていなかった極道息子韋小宝。
以前の戦争で揚州を殺戮の嵐で覆い尽くしたワビを入れるべく、康熙帝は韋小宝を大使として、三年の間租税を取らない,明国の英雄史可法を祭る忠烈祠を建てることにした。
まぁ、悪く言えばただの機嫌取りだが、偽善が出来る出来ないは為政者としてのウデの見せ所である。
バカ皇帝、中国語では暗君が革命されるのは何も考えずに税金を取りまくるからである。
さて、韋小宝久しぶりの親子再会という感動のシーン。
そして、モンゴル・チベットの親玉との話し合い。
さらに、康熙帝から韋小宝にぶつけられる驚愕のセリフ。
大転回から大転回。
想師になって旋視や転視を使わないと追いつかないぐらいの勢いでストーリーが進む。
次巻で終わってしまうこの話・・・
本当に収拾が付くのだろうか?
楽しみだ。
『デルフィニア戦記,15 勝利への誘い』
茅田砂胡 C☆ノベルス
読始7/22 読了7/23
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北から来た方はとんでもなく強靭な戦士たちだった(爆)
半分海商半分海賊の島を奪い取り、山賊民タウの山を乗り越えようとしたり、こいつら一人にデルフィニアの三人が吹っ飛ばされる。
動く岩のような連中は規律も岩のように固く、虐殺も略奪も暴行もせず、ただ粛々と前進する。
タウ期待の星である、現デルフィニアの独立騎兵隊長のイヴンは・・・
韋小宝のように口で戦うことにした(笑)
そして、なんだかしつこいなぁと思われながらも結婚式。
一体この戦記は何巻連続で結婚式だよ?(爆)
メインキャラ:イヴン。
主人公だったはずのウォルは大して出番無く、王妃もちょっと活躍した程度。
しかし、残りは後三巻。
結婚式を続けようとして狙えない巻数ではないが・・・はたして?(爆)
『薬師寺涼子の怪奇事件簿 黒蜘蛛島』
田中芳樹 カッパノベルス
読始7/23 読了7/27
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さてさてさて、つまらない仕事から逃げるためにつまらない事件の処理をするべくカナダへ飛ぶ涼子。
もちろんお供の泉田君も一緒だ。
そして現地で偶然出会う、室町岸本ペア。
彼女らも巻き込んでの大乱闘アイランド。
開幕に外交官をブッ飛ばす以外には破壊行為少な目かな。
やっぱり涼子がリナ・インバースから恋する乙女になったせいで攻撃力減少中なのかな(笑)
悪くは無いけど、あと一つ足りない。
『鹿鼎記,8 栄光の果てに』
金庸 岡崎由美・小島瑞紀:訳 徳間書店
読始7/27 読了7/29
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栄光の果てに・・・
いいサブタイトルだ。
皇帝には天地会を潰せと言われ、天地会には皇帝を暗殺しろと迫られ、にっちもさっちもいかない韋小宝。
この際全部投げ捨てて逃げ出そうかな、と考えることもある。
皇帝一番のお気に入りとして、天地会の上級幹部として、またあるときは神龍教の幹部だったり、ロシアの女皇帝の愛人兼参謀だったり、ものすごい数の勇士達人らと義兄弟の契りを結んだ、まぁ、栄光炸裂威風堂々な韋小宝の行き着く『果て』とは一体どっちの方向なのか。
存分に堪能した。
しょせん悪ガキでしかない韋小宝のラッキーメインの活躍に楽しみ、子供らしいわがままにイライラさせられ。
そして、こう終わらせたか。
武侠じゃないのが残念だけど、これはこれでよし。
満足した。
『創竜伝,13 噴火列島』
田中芳樹 講談社ノベルス
読始7/30 読了8/1
コメント・・・
世間では面白くないと言ううわさであったが、そんなことはなくて安心した。
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欄外 ゲームの伝道
モンスターハンターを続けています。