九月前期

『牙迷宮』『十手小町事件帳』『呪禁捜査官』
『レベリオン』『零崎双識の人間試験』

『牙迷宮 魔界都市ガイド鬼録』
菊地秀行 ジョイノベルス


読始9/3 読了9/7

コメント・・・
外道棒八、魔界都市のガイドを務める男。
だが、それだけではない。何か秘密と力を持っているようだ。
ある日、友人の趙雷光が案内していたお客が攫われたということで、それを取り戻すために新宿の地下、アンダーGに潜って行く。
新宿の地下・・・
もうそれだけでわくわくできる(笑)
まぁ、主人公のレベルに合わせた壁しか現れない感じで、メフィストとか、せつらの物語と比べるとスパークし足りないけど。
基本に戻った魔界都市、ってところかな?




『十手小町事件帳』
六道慧 光文社文庫


読始9/7 読了9/9

コメント・・・
おぼろ隠密記を終わらせての新シリーズ。
やっぱり エ ロ エ ロ
いちいち数えてないけど、少なくとも半分以上、下手すると2/3は性「攻」為で埋められている。
すげぇぜ(爆)
時は江戸。将軍は吉宗。
その隠し娘である加納蒼生は、仲人かか・・・よくわからないけど「かか」は、かかぁで、仲人屋さんということだろう。
そんな表仕事の裏では、失せもの探しの妖堂。葵十手の十手小町としても暴れていた。
蒼生の部下として、三妖娘のお銀・美弥・乙葉。そして、人間の忍者の(笑)真琴。
江戸時代で妖怪部下・・・なんとなくしゃばけを思い出すな。
敵は、吉宗の「お庭番は紀州者に限る」によって職を追われた忍者達。名づけて忍非人衆。
第一の刺客は闇を操る霞の半蔵。
圧倒的な忍術で蒼生らの動きを封じて、将軍吉宗打倒のための足がかりとするべく籠絡にかかる。




『呪禁捜査官 訓練生ギア』
牧野修 祥伝社文庫


読始9/9 読了9/13

コメント・・・
葉車創作。通称ギア。
魔法や呪術が科学と同じように利用されつつある世界で、呪いの悪用を防ぐエキスパート、すなわち呪禁捜査官となるための訓練学校へ通っている・・・
のだが、成績の方は今ひとつ(爆)
そんな彼が課外実習で行われた呪禁センター見学中、テロに巻き込まれる。
寮で相部屋の3人・・・お調子者で根性不足のソーメー。人間相手のケンカは強いが妖とか霊とかが大の苦手の哲也。知識はあるが体力霊力が追いつかない貢。
信用は出来るがイマイチ頼りにならない仲間とともに立ち向かう。
落ちこぼれが友情パワーで頑張るってのは、お約束だけど燃えるね。
面白かった。




『レベリオン 放課後の殺戮者』
三雲岳斗 電撃文庫


読始9/12 読了9/14

コメント・・・
なんとなく表紙および口絵がチャラい感じがして読む気がおきなかったんだが・・・
まぁ、はまやらわ行のためだ・・・
が・・・実際、チャラかった(爆)
その街で起きていた連続銃殺事件。
その事件に巻き込まれ瀕死状態になった緋村恭介。彼を救った謎の美少女、秋篠香澄。
恭介を救った力というのはR2ウイルス。
それは人を人でないものに押し上げる・・・事もあるウイルス。多くの場合は暴走して身を滅ぼすのだが。
恭介は幸い適合して、特殊能力を持ったレベリオンとして黄泉返った。
なんかこのあらすじを書きながら思ったね。ジャンプの武装錬金はコレのパクりか・・・
主人公の能力が声。しかも歌のパワーで・・・ってなんだか泣けてきた。
マクロス7は好きだけど、こっちはどうしようもないというか、まぁ、そんな感じ。




『零崎双識の人間試験』
西尾維新 講談社ノベルス


読始9/14 読了9/16

コメント・・・
零崎一賊。殺し名の第三位。殺人鬼の集団である。
彼らは別に殺し屋ではなく、殺したいから殺す・・・というほどの意識も無く、ただ、殺す。
そんな危険な一賊の長兄、零崎双識はいつものように家出をした弟を探す旅に出る。
ポケットの中には鋏状の物騒な武器『自殺志願』を収めて・・・
その前に現れるのは殺し名第一位の匂宮の分家、早蕨の者。
巻き込まれる女子高生、無桐伊織。
血が血を呼ぶ爽快アクション。
時々名前の読みにくさにイライラすることもあったけど(爆)面白かった。




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欄外 ゲームの伝道


5ヶ月ぶりにPS2からモンスターハンターを引きずり出し、
Zガンダムをプレイする。
・・・
難しい・・・