四月前期
『真・女神転生NINE』・『新宿少年探偵団,7』・『餓狼伝,1』
『住めば都のコスモス荘SSP』・『殺戮迷宮』・『餓狼伝,2』
『とくまでやる』・『きみとぼくの壊れた世界』
『真・女神転生NINE』
実弥島巧 富士見ミステリー文庫
読始4/3 読了4/4
コメント・・・
大人気(?)RPGのノベライズ。
いや、女神転生シリーズは大人気だけどNINEはどうだったかな、と。
なにしろX-boxだしなぁ。しかもオンライン化中止とかで盛り下がったし。
そんなわけでゲームの人気度も内容もよくわからないんだけど、この小説はまぁなかなか。
やや、ローテンションだけど・・・メガテンは明るい話じゃないしね。
記憶の一部を失った少女カグラは、自分の記憶を取り戻そうとするのだが、ものすごい勢いで様々なトラブルに飲み込まれていく。
仮想空間イデアスペースで起きる事件は彼女のみならず世界のあり方に関わるものであった・・・
うん。なかなかイイんじゃない?
『新宿少年探偵団,7 まぼろし曲馬団の逆襲』
太田忠司 講談社ノベルス
読始4/4 読了4/6
コメント・・・
いまいち探偵してない探偵団の第七巻。
再び新宿に現れたまぼろし曲馬団。
彼らと戦うのは少年探偵団と、そして・・・いくつかの勢力。
ともかくも、探偵団の少年少女はますます自分の特殊能力に特化していく。
そして彼らの辿り着く先は!?
残り二巻で完結予定だ。
『餓狼伝 T』
夢枕獏 双葉文庫
読始4/6 読了4/8
コメント・・・
一部で大人気!な、マンガ化されている作品。
このご時世に道場破りなど行う男・・・丹波文七。
作者がSFだの超常能力だのをきっぱりと排除した純粋格闘小説。
今回はさし当たって6年越しのリベンジのために鍛え上げた体を、文七が見せ付ける(笑)
とっても熱くてバーニング。
プロレスラーのバケモノ的タフネスがホラーなくらい書き込まれている。
少年マガジンで短期連載されていた餓狼伝BOYを読んでいるとガキの頃の文七とのギャップに苦しむが、いや、マンガの方が後から出てきたんだけど。
続きが楽しみ。
『住めば都のコスモス荘SSP
お久しぶりにドッコイ』
阿智太郎 電撃文庫
読始4/8 読了4/9
コメント・・・
いつものように読みやすいバカ話。
海で、宇宙で、街で、バカ騒ぎ。
脳みそを空っぽにして楽しむのが吉。
『魔界都市ガイド鬼録 殺戮迷宮』
菊地秀行 ジョイノベルス
読始4/9 読了4/11
コメント・・・
魔界都市の案内人、外道棒八再び。
魔界都市に亡命してきた(?)南米の元大統領。
そして、彼を差し出せとの要求を出し、バスジャックを行ったテロリスト。
さらに米軍まで押しかけてきて、新宿警察からは凍らせ屋を投入しての大混戦。
バスジャックテロリストに友人を殺された外道の目的はただひとつ。
クソテロリストをぶっ殺す。
いかなる手を使い、いかなるルートでそれを実行するか。
毎度同じく、オチはともかく過程は面白い(爆)
『餓狼伝 U』
夢枕獏 双葉文庫
読始4/11 読了4/13
コメント・・・
今回は、イマイチ(キッパリ
例えるなら前編というか、プロローグというか、まぁそんなもんであって満足度は低い。
これから開かれるはずの北辰館トーナメントに期待する。
『とくまでやる』
清涼院流水 徳間デュアル文庫
読始4/13 読了4/15
コメント・・・
やっぱりどこかイカレた実験的小説。
カレンダー形式で見開き2ページ毎に日付が変更される。
そして、たった2ページだから一日のほんの一部分しか描かれない。
一応事件が発生しているのに何も動かないように見えるもどかしさが鬱陶しいと言えそうだ。
ミステリというよりはやはり、実験的文体(書体?本体?)を楽しめるかどうか、なのかな。
まぁ、登場人物はひとくせある連中がそろっていてそれなりに魅力はあったが。
その程度で、特に他人にオススメするような本ではない。
『きみとぼくの壊れた世界』
西尾維新
読始4/15 読了4/19
コメント・・・
わりと面白かった、かな。
ややネガティブな高校生が、人生色々考えていたら殺人事件発生。
いや、殺人が起きるのはずいぶん後で、それまで櫃内様刻くんはある意味青春を消費している話がメインになる。
主人公がいくつか若くなったと言うだけで、いーちゃんのシリーズに似たようなものだな。
その周りの人間関係が微妙に歪んでるけど(笑)
その辺が壊れた世界か?
冷たい視線で読めば・・・まぁ、登場人物の名前が病院坂黒猫とか出てくるだけでバカ小説に分類してもいいのかもしれないが、あいにく拙者はその辺心が広いので全くもって気にしない。
個性的でいい名前じゃないか(笑)
86だし。
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欄外 ゲームの伝道
鉄拳5購入
これはこれで遊び続けられるゲームだ。
つーか、むしろキャラが多すぎて、しかもそれぞれの動きが違いすぎて一度に遊びきれないと言った方がいいな。