十一月後期

『借金だらけの魔法使い』『邯鄲盛衰』『陸遜』


『ハーモナイザー・エリオン
借金だらけの魔法使い』
吉村夜 富士見ファンタジア文庫


読始11/22 読了11/22

コメント・・・
ハーモナイザー。調和術士。
異界の魔物と契約を結ぶことで力を借りることの出来る者。
だが、自称天才のエリオンが召喚してしまった巨大な力を持つ魔人。
炎の魔人少女ランドラは月々の契約料が100万で力を借りるごとに1億かかるというとんでもなく不経済な魔人であった。
大金持ちになることを夢見る自称天才エリオンは、むしろ契約金の支払いに追われる!
という感じで、まぁ、ほどほどには楽しめたかな。
「コレだ!」ってインパクトも無いけど。




『邯鄲盛衰 刎頚の交わり』
伴野朗 徳間書店


読始11/23 読了11/27

コメント・・・
中国の戦国時代、趙の国を支えた二人。
藺相如りんしょうじょ廉頗れんぱの繋がりが刎頚の交わりである。
まぁ、それ以外にもかなり話が脇道にそれたり、作者の思いが無駄に綴られたりするんだけど(笑)
完璧という言葉のモトになった藺相如の話は、この作者の別の本でも読める。




『陸遜』
太佐順 PHP文庫


読始11/27 読了12/1

コメント・・・
ゲーム、三国志大戦2をプレイしているので色々な武将がどんな人物だったのか気になってくる。
と、いうわけで、呉の後期を支えた社稷の大軍師、陸遜。である。
結論から言うと、あまり面白くないというかむしろダメ。
時系列の前後がグチャグチャで、しかもそれが展開的にさほど効果を上げていないのが原因かな。
知ってる武将名が出てくると「お」って思うけど、結局それだけ。
陸遜への思いいれは特に強くはならなかった。




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