6月前期

『キス』『クリスマス・テロル』『呉・三国志,4』


『キス』
西澤保彦 徳間書店


読始6/2 読了6/4

コメント・・・
オサレな表紙に、どんな恋愛小説だぁ?ってな感じでイマイチ読む気がなかったのだが。
あとがきをサラっと見たら森奈津子シリーズであることがわかり、まぁ、読んでみるかな、と。
そんなわけでナンセンスエロスとかギャグポルノとかいう感じ。
おもしろさはそこそこか。
早く別シリーズを進めて欲しいと思ったり(苦笑




『クリスマス・テロル』
佐藤友哉 講談社ノベルス


読始6/4 読了6/10

コメント・・・
冬子がイキオイで密航した船で着いた島。
そこでいろいろあってある男の監視をすることになるが、数秒目を離した隙に男は消え去った・・・
てなわけで講談社ノベルス密室シリーズの一つ。
町に戻って出会った不思議な姉弟に連れられて現場に戻り、冬子が知った事実とは。
まぁ、かなりアレな話であるな。
ガッカリ系と言ってもいいかもしれない(笑)




『呉・三国志 長江燃ゆ,四
夷陵の巻 北伐の巻』
伴野朗 集英社


読始6/11 読了6/19

コメント・・・
関羽の仇討ちのための呉攻めが失敗して劉備が失意のうちに没する。
跡継ぎは劉禅。
なんかカワイソウなくらい「蜀、終わったな」って匂いが爆発(笑)
劉禅に見込みがなければ孔明自ら蜀帝を名乗れ、とまで遺言を受けるがそうはせずに・・・
残酷ではあるが実力のある魏の曹丕。年齢的に今しばらく死にそうに無い孫権。
うん。「蜀、終わったな」
三国の諜報部隊の騙しあいもヒートアップ。
しかし、次世代ってのはイマイチ盛り上がらないような・・・
いやいや、司馬懿さんの出番ですよ、と。




トップに戻りたい
リストに戻る