9月前期

『封仙娘娘追宝録,9』『亜州黄龍伝奇,2』『東山殿御庭』
『プリンセスの義勇海賊』『無明の闇』


『封仙娘娘追宝録,9
刃を砕く復讐者(下)』
ろくごまるに 富士見ファンタジア文庫


読始9/2 読了9/4

コメント・・・
轟武は殷雷を破壊するための舞台を作成した。
あとはヤツが来るのを待つばかり。
そのころ和穂は殷雷を修理できるかもしれない砥石の宝貝のある村へ。
殷雷の体は修復できるのか?
そんな感じだからちょっと元気が足りないかな。
作品自体も上巻と下巻に5年もの間隔が空いているようだし。




『亜州黄龍伝奇,2
爆風摩天楼』
狩野あざみ 徳間文庫


読始9/4 読了9/7

コメント・・・
工藤秋生は黄龍である。
前回は彼の力を狙った連中との戦いだったが、今回は黄龍を狙う者は登場せず、中国内乱?
まだ香港が返還される前の本だからね。
香港返還による経済方向の変遷を恐れて広州独立を企む。
そしてそれを妨害しようとする一部の軍人のテロ攻撃。
まぁ・・・ある意味、創竜伝だよなぁ・・・と思わざるを得ない。
秋生の周りにいるのが四聖獣だというだけで。うん。




『東山殿御庭』
朝松健 講談社


読始9/7 読了9/10

コメント・・・
短篇ホラーアンソロ本に収録された作品集であり、一休OO行シリーズのようだ。
臨済宗の修行僧。風狂と号して思うがままに行動する男。
特に権力者には徹底的に立ち向かう性格。そして弱い物にはひたすら優しく。
貧しき庶民を権力や妖怪から守る物語。
暗いのに読みやすい不思議小説。なんかイイ。




『プリンセスの義勇海賊シュバリエ
秋山完 ソノラマノベルス


読始9/11 読了9/14

コメント・・・
政略結婚の相手と顔合わせのため(?)学園星ノーアトゥーンに短期留学することになったプリンセス・レイティア。
だが、たった一日の学園生活を過ごすことも無く、ノーアトゥーンは隣国の反乱軍に襲われる。
狙いはレイティアの見合い相手アルベール。しかも襲ってきたのはゾンビ兵?
レイティアは結婚相手ではなく、友人としてアルベールの奪還を企む。
しかし、星間戦争の火種になるため国の戦力は使えない・・・
そこで義勇海賊の出番だ。
夢見がち暴れん坊プリンセスと、現実派堅実派の少年海賊が動き出す。
まぁ、予想通り姫が勝手に行動して計画を台無しにするけど結果的にはそれが上手くいったり・・・
というお約束。
悪くは無いが、普通かな。
シリーズになって暴走プリンセスに活躍されたいとは思わないなぁ(笑)




『鬼籍通覧 無明の闇』
椹野道流 講談社ノベルス


読始9/14 読了9/18

コメント・・・
法医学ホラー、かな? 目次の次のページの死亡診断書がオシャレ(笑)
死因を調べるために日夜死体を切り開く難儀な仕事。
そんなある日、伏野ミチルは子供の幽霊を見る・・・
それは、幼い頃自分の目の前で車にはねられた友人の。
で・・・それだけだな(爆)
死体検分に詳しくなれるのがポイント?




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