1月後期
『ハリーポッターと不死鳥の騎士団(上)』・『ラスプーチンが来た』・『刀語,3』
『神取の野望』・『ハリーポッターと不死鳥の騎士団(下)』
『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(上)』
J.K.ローリング 松岡佑子:訳 静山社
読始1/20 読了1/28
コメント・・・
ぶっちゃけた話、そんなに面白いか?ってことになる。
まぁ買う人は読むより先に買うことになるので面白いから買うとかつまらないから買わないという選択はちょっとできないだろうし、驚くほどの売り上げは面白さとはさほど繋がらないかな。
拙者的には、このハリーみたいなヒステリックなキャラは好きじゃないのだ。
それに試験が近づいてきて勉強が忙しく頭がおかしくなるほどだ・・・ってのは子供に読ませる童話としてどうなのかな、っていうか夢も希望も与えらなくない?って心配になるのだった。
魔法大臣がダンブルドアの人気に嫉妬して一方的に嫌がらせをしてくるとか政治的なダークネスまで。
主人公から脇役までイヤなキャラばっかりだよw
かろうじてハーマイオニーが冷静に周りを見る余裕があるかな?
そんな気分のまま下巻へ続く。
『山田風太郎明治小説全集十一
ラスプーチンが来た』
山田風太郎 ちくま文庫
読始1/21 読了1/25
コメント・・・
山田風太郎の明治小説。うん、明治小説とでも言うしかなかろう。
一応、伝説の諜報部員明石元二郎が主人公ではあるのだが・・・
彼の若き日。だがラスプーチンはなかなか登場しないし、日本人同士で争っている。
あとがきで書かれているように、明治の化物物語という表現がベストだろう。
オチが付かず、いまいちスッキリはしなくて物足りないかな。
『刀語 第三話 千刀・金殺』
西尾維新 講談社BOX
読始1/25 読了1/26
コメント・・・
やはり、か。金偏に殺という字は表示できないな。
同じ刀は二本と打つことができないという常識に抵抗した変体刀金殺。
それは千本の同じ刀。
刀のクセに左右されず折れても曲がっても砕けても全く同じ使い心地の予備が999本。
そんな千本で一つの刀を奪いに出雲へ向かう。
まぁ、そこそこ。
無人島で暮らしていた七花の、ある意味常識のない心は誰を斬るにも躊躇無し。
この辺のコワレ具合が西尾節?
『女神異聞録ペルソナ
神取の野望』
南原順 ビクターノベルス
読始1/26 読了1/28
コメント・・・
タイトルのとおり、ゲームのボス的存在の神取がメイン。
まぁ、ゲームがどんなだったのかさっぱり思い出せないんだけど(爆)
「ペルペルペルペルペルペルペルソーナ」のマークが一瞬出たけど、まだこの街は悪魔が現れ始めた程度で彼らのペルソナは発動してはいないわけだし。
全体的にコレといって面白味は無いかな。
ひょっとしたらゲームやった直後に読めば面白かったかもしれないけど、むしろ隠しシナリオに到達できなかったことに絶望したかもしれない。
『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(下)』
J.K.ローリング 松岡佑子:訳 静山社
読始1/20 読了1/28
コメント・・・
敵からも味方からも抑圧されてカリカリしまくりのハリーポッターw
OWL試験に苦しむが、そういえばハリーはヴォルデモートに襲われて生き残ったとはいえ、さらに様々な試練を乗り越えてきた割に、基礎的な魔法能力はB級だったかな?
なんとなく魔法の達人ってイメージがあったからアレ?そういえば、ってね。
今回もやっぱりドロドロと陰湿なことになってはいるけど、清涼剤としてフレッドとジョージがカラっと爽やかにやってのけてくれた。
敬礼して見送るピーブズとか。なんか、いいね。だけどこのシーン限定。
ゴブレットでハリーが成長するって書いてあったような気がするけど、大事な人を失って次の本では少しは思慮深くなるのか?
それほど楽しみではないが(読みたくても300人待ちだが)親に読ませるために機械あれば続きを借りよう。
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