３月後期
『マルドゥック・ヴェロシティ，２』・『十四歳、ルシフェル』・『逆境戦隊バツ，１』
『亜州黄龍伝奇，５』
『マルドゥック・ヴェロシティⅡ』
冲方丁 ハヤカワ文庫ＪＡ
読始３／１８ 読了３／２４
コメント・・・
戦争で負傷した一部の兵士が研究所で能力を与えられ、一部の連中はクリストファー博士のアイデアであるスクランブル０９、承認保護プログラムのボディガード的仕事を始めた。
対するギャングもイカレた改造人間達だ。
ドハデな戦いが巻き起こる・・・
というわけで面白味は十分なんだけど、前回も書いたように最悪のラストが待っていることが予期できるために読む手が重い。
面白いがゆえに読み進めたくないってね・・・
手付かずの人はヴェロシティ＞スクランブルと読むのがいいのかもしれんな。
『十四歳、ルシフェル』
中島望 講談社ノベルス
読始３／２４ 読了３／２６
コメント・・・
まぁろくでもない展開か。
思いを寄せていた少女も守れずボロキレのように殺される。
そんな源正義が試作品サイボーグとしてよみがえる、と。
ダークな復讐物語。
なんか復讐が進んでもスッキリしないのは主人公の幼児性ゆえか？
『逆境戦隊バツ［×］ Ⅰ』
坂本康宏 ハヤカワ文庫ＪＡ
読始３／２６ 読了３／２８
コメント・・・
クラゲに刺されたものは怪物になるかヒーローになるか。
コンプレックスという心の殻が怪物化を防ぐ？
そんなわけでチビデブハゲヲタの騎馬武秀はヒーローとして活躍することになるのだが。
ただそれだけではなさそうな謎の街。ここで何が起きようとしているのか。
キャラ作りに生ぬるさを感じるが「何か」の方が気になるから２巻も読んでみよう。
『亜州黄龍伝奇，５ 隋唐陽炎賦』
狩野あざみ 徳間文庫
読始３／２８ 読了４／２
コメント・・・
番外編。
青龍、ビンセント青がはるか１０００年の昔使ったことのある剣を取り戻す。
そしてその当時の思い出があふれ出す・・・
人間として転生を繰り返す黄龍の千年前の姿とは。
ボーイズラブと紙一重の敬愛心（笑）
四人の子守に囲まれて黄龍ものんきなもんだ（爆）
オチはなかなか良かったかな（章タイトルに上手くだまされた）
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