4月前期

『エナメルを塗った魂の比重』『パーフェクト・ワールド,2』『新ロードス島戦記』
『刀語,4』『カオスレギオン05』

『エナメルを塗った魂の比重 鏡稜子ときせかえ密室
佐藤友哉 講談社ノベルス


読始4/2 読了4/11

コメント・・・
まぁ、はっきりいってろくでもないほどウンザリできる。
突然、人の肉しか食べられなくなった少女。いじめられる少女。現実逃避のコスプレ少女。ドッペルゲンガーに居場所を奪われた?少女など。
コワレまくった話がうじゅるうじゅると絡み合って腐汁を垂らす。
ページをめくる手が重くなりすぎ。
そして、ふと表表紙の返しを見たら「そんな目で本書を見ないで下さい。」とあって吹いたw
見るよ! そんな目で!!
一応、密室(?)殺人事件が発生した辺りから読みやすくはなったけどね。
トンデモ系だからオチはアレだけど。




『パーフェクト・ワールド Book.2
Two to Tango』
清涼院流水 講談社BOX


読始4/11 読了4/13

コメント・・・
またもや英語の発音物語(笑)
カタカナでネイティブっぽい発音を表記する。
そして思わずソレを口に出して読んでしまう。
うっかり聞こえたら英語の参考書かと思うね(笑)
本編は遅々として進まない。本編がどう展開するのか・・・
それはカタツムリがどっちに行くのか予想するようなものであまり意味は無いのかもしれない。




『新ロードス島戦記,5 終末の邪教(上)』
水野良 角川スニーカー文庫


読始4/13 読了4/14

コメント・・・
スパークの治めるマーモ公国の真の敵、破壊神カーディスの信奉者たちが現れた。
暗黒神ですら欲望のままに生きよと教えるが、やつらは破壊と死と終末を求める。
生と死の戦いが今始まる。
死ぬために戦っている敵に大苦戦のマーモ公国。
下巻でどのように終了するのか気になって仕方ない。




『刀語 第四話 薄刀・針』
西尾維新 講談社BOX


読始4/14 読了4/15

コメント・・・
透けるほどに薄い刀、針。
所持者は日本最強の剣士、錆白兵。決め台詞は「拙者にときめくでござる!」
ところでこの本は毎月刊行という形で発売された講談社BOXの第四冊である。
だから多分4月に発売されたのだろう。
つまり・・・
読者は頭を抱えること必死な作品になるのであった。
困ったものである。




『カオスレギオン05 聖魔飛翔篇』
冲方丁 富士見ファンタジア文庫


読始4/15 読了4/17

コメント・・・
カオスレギオンついに最終巻。
たった一人の軍団レギオン、ジーク・ヴァールハイト。
聖法庁に敵対する者、ヴィクトール・ドラクロワ。
聖地の王、レオニス・ジェルミナル。
彼らの思いが一点に集結し・・・
読みごたえバツグン。読んでよかった。うん、傑作だよ。
言っちゃ悪いが、結賀さとるの線の細いポワポワした絵柄じゃあ骨太なストーリーを支えきれないだろ。
ポワポワだけにノヴィアとアリスハートはいいんだけどね。




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