5月後期
『逆境戦隊バツ,2』・『刀語,6』・『旧怪談』
『SPEEDBOY!』・『トリプルプレイ助悪郎』・『マルドゥックヴェロシティ』
『春の魔法のおすそわけ』
『逆境戦隊バツ〔×〕2』
坂本康宏 ハヤカワ文庫JA
読始5/16 読了5/16
コメント・・・
クラゲの毒によって怪人になるかヒーローになるかはコンプレックスによる魂の殻の厚さによる。
だがそんなヒーローと怪人の戦いには隠された裏があった。
あんまりスカっとしない困ったヒーロー物の完結編。
『刀語 第六話 双刀・鎚』
西尾維新 講談社BOX
読始5/17 読了5/17
コメント・・・
吹雪が吹雪く極寒の地蝦夷にて凍死寸前の探索者あり。
地元の人にして鎚の持ち主、凍空一族に出会い、真庭忍軍は全12人が登場・・・
と思ったけどすでに6人死亡か(笑)
なんかラスボスがやばい武器を持ってたり、姉との決戦が迫っていたり
むむむ、続きが気になるところだ。
『旧怪談 耳袋より』
京極夏彦 幽ブックス
読始5/18 読了5/
コメント・・・
タイトルの通り、江戸時代に書かれた和集「耳袋」の中から怪談っぽいものを選び出し、現代語訳。
ただ、あまりにも最近の怪談風の文章で・・・
「侍のHさんは」
エ━━━(゚Д゚;)━( ゚Д)━( ゚)━( )━(゚; )━(Д゚; )━(゚Д゚;)━━━ッ!!!!!
わかりやすいけど雰囲気が・・・ね。
一応原文も載っているので、どのように翻案したかはわかりやすい。
『SPEEDBOY!』
舞城王太郎 講談社BOX
読始5/19 読了5/20
コメント・・・
足の速い成雄という少年の物語。としか言いようが無い。
音速を超えて走る成雄という存在を使ってパラレルワールド的にショートストーリーが書かれる。
口絵の多頭麒麟みたいな感じに。
だから面白いとかそういうものは無いかな。
速い、とは思う(笑)
『トリプルプレイ助悪郎』
西尾維新 講談社ノベルス
読始5/21 読了5/23
コメント・・・
清涼院流水のJDCシリーズトリビュート第二段。
盗みに入ると三人を殺害するという三重殺の怪盗、案山子からの予告状が届いた。
失踪した小説家、髑髏畑百足の最後の作品を求めて。
以前、案山子の逮捕に尽力したJDCの海藤も駆けつけて。
果たして最後の作品は見つかるのか、誰が手に入れるのか。
・・・
でもそれほど盛り上がらないというかなんかそんな感じ。
『マルドゥック・ヴェロシティV』
冲方丁 ハヤカワ文庫JA
読始5/26 読了5/30
コメント・・・
読みたくなかった本が目の前に・・・
マルドゥックシティが変わろうとする今、有用性を示すために改造手術を受けた彼らは戦っていた。
証人保護プログラムのボディガードとして。
だが、最悪の殺し屋チーム、カトルカールとの戦いで・・・
そしてそれ以上に最悪な展開がてんこ盛り。
辿り着けるところはボイルドの堕ちた先。
バッドエンドが決定付けられた本を読むのはちょっと痛いね。
しかもちょっと難しかったかな。
『春の魔法のおすそわけ』
西澤保彦 中央公論新社
読始5/30 読了6/1
コメント・・・
まぁ、はっきり言って最悪。
いや、主人公のキャラ作りが一番嫌いな方向だったもんで。
45歳独身女の作家は大酒飲みで記憶が消えることもしばしば。
で、気が付いたら二千万円の入ったカバンを持っていた。
ナニ?どうしたの?そのまま二日酔いパワーで欝になって躁になって全部使ったれと(爆)
街で見かけた美青年を買うことにしたのでした・・・
ギガンティックアホス。
好きになれないなぁ。
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