6月後期

『魔術師エベネザムと不肖の弟子』『収穫祭』

『魔術師エベネザムと不肖の弟子』
クレイグ・ショー・ガードナー 訳:冬川亘 ハヤカワ文庫FT


読始6/23 読了6/26

コメント・・・
ファンタジィの常識を逆手に取った、というアオリに釣られたんだけど、どの辺がそうなのかイマイチわからなかった(爆)
悪魔の呪いで魔法に近づくとくしゃみが止まらなくなったお師匠のエベネザムじいさんと役立たずの弟子ヴァント。
鼻を直すための旅に出る三部作、らしい。
キャラの味わいはイマイチかな。
しかし魔法が使えなくなった分、知恵で勝負の師匠はそれなりにイイかも。
続きは・・・出てるか知らないけど気が向いたら読むかな。
ギリギリセーフなレベル。




『収穫祭』
西澤保彦 


読始6/27 読了7/4

コメント・・・
ブラックでダークネス。
人の心の闇をグロテスクに描く、黒西澤な作品。
過疎的な田舎村で起きた村人惨殺事件。10数人の村人がほぼ全滅したあの日・・・
何が起こったのか、それとは別の事件に覆い隠された謎が少しずつ解けていくのが気になって、暗闇的な雰囲気を無視してわりとサクサク読めた。
最後のオチまでダークだったけどね。
くさやとかホヤみたいなものかな(笑)




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