1月後期

『永遠のジャック&ベティ』『グイン・サーガ,1』『パーフェクト・ワールド,11』
『邪神迷宮』『陰からマモル,3』


『永遠のジャック&ベティ』
清水義範 講談社文庫


読始1/12 読了1/17

コメント・・・
表題作を含むブラックユーモア中心の短編集。
ジャック&ベティは英語の教科書の中で不思議な会話をさせられていた2人(笑)
常識的に考えて「これはペンです」とか言う会話をする人はいない。
そんな彼らが中年になって出会った時、セリフがそんな異常状態に戻ってしまう。
結局、ブラック的なものが多かったので爽やかには笑えなかった。
いや、笑いどころも少なかったかな。
ギリギリ楽しめるかも、ってレベルかもしれない。
きっとインパクトの瞬間にヘッドが回転していたのだろう。




『グイン・サーガ,1 豹頭の仮面』
栗本薫 ハヤカワ文庫JA


読始1/18 読了1/23

コメント・・・
ついに手を出してしまったグイン・サーガ。
月一ペースで最新刊に追いつかないようにゆっくり進めよう。
読み始めた理由にそろそろアニメ化されるということとは関係無い。
というかむしろ読みたいときに読めなくて困るかも。
それはともかく、なつかしい。いや、ほとんど覚えてない。
逃亡中のパロの双子リンダとレムス。渇いて倒れかけていたグイン。
半端な記憶しか持っていないグインは必要以上には戦おうとせず、流れに身を任せる。
ただ、ラストシーンは売れなかったら打ち切りも可能なくらいカッコイイ感じに締められてたな。
ところで文章で気になる部分が一つ。
生肉(なまにく)とか生を『生ま』って書いてるんだよなぁ。
ここだけはどうにもスカっとしない不満部分。




『パーフェクト・ワールドbook11
Eleven-Plus』
清涼院流水 講談社BOX


読始1/25 読了1/26

コメント・・・
話はずいぶんと進展する。
英会話知識は「あいづち」
アメリカ式は話の途中で割り込まずに最後まで聞いてから反応するのが礼儀のようだ。
あいづちだから数も少なく、ストーリーにページを裂けたと言うわけだ。
ワンネス、という何かを見つけるため13人の仲間を集めたエース。
次回、ワンネスを見つける?そして・・・死ぬ?
数多くの人気キャラを殺してきた作者なだけに油断できない最終回を待つ。




魔界都市ガイド鬼録邪神迷宮』
菊地秀行 ジョイノベル


読始1/27 読了1/28

コメント・・・
外道棒八が楽しんでいるところにやってきた少年イチロー。
彼は外道を父と呼ぶ。このガキは一体誰だ?
というサブストーリー込みの、クトゥルーホラー。
クトゥルーvsヨグ=ソトホート。
邪神の戦いの前には人などホコリも同然。
神の争いをうまいことやり過ごして生き残るための道はどっちだ?
妖神グルメから内原不手夫も参戦だ。




『陰からマモル! 3
忍の里から来た少女』
阿智太郎 MF文庫


読始1/28 読了1/31

コメント・・・
マサルの家にやってきたのは母親方の親戚の少女。
服部一族の彼女は幼馴染の妹のような存在で・・・
あったはずだがなにかのトラウマでイマイチ思い出せない?
ワリと最強な忍者なはずのマモルがクマコワイコワイと布団に潜り込む。




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