３月前期

『キノの旅Ⅱ　the Beautiful World』
時雨沢恵一　電撃文庫

読始３／２　読了３／３

コメント・・・
少年のような少女キノがしゃべるバイクのエルメスと世界を旅する話。
辿り着くのはいつも壊れた世界。
皮肉でブラックなショートショート。
悪くは無いけど、これといったインパクトもないかな。
そう言いつつ目の前にあれば３巻も読むだろう。

『秘宝迷宮　魔界都市ガイド鬼録』
菊地秀行　ジョイノベルス

読始３／４　読了３／６

コメント・・・
謎の電話が宝探しのガイドに、と指示したのは外道棒八であった。
なんの宝が隠されているのかも分からず、地図を手に入れたヤクザが動き出す。
どこかの人の血縁っぽい女助教授。ナチスを支持する集団。
棒八を含む全員が宝の護衛に翻弄される。
なかなかスリリング？

『双面獣事件』
二階堂黎人　講談社ノベルス

読始３／７　読了３／１７

コメント・・・
魔王ラビリンスを追いかける二階堂蘭子の前に現れた事件は、圧倒的な暴力を持った何か巨大なもの？
どうも生物兵器として作られた二頭四腕のゴリラ、通称「双面獣」の仕業らしい、が・・・
しかし、腕力がケダモノなだけならまだしも、人体を植物化させるガスを吐き出したり、睨みつけたら火がついたり、瞬間移動も可能？ってことになればどこまでが本当のことなのか分からなくなる。
どこまでが事実？それとも全てが何かのトリック？
みたいなことを推理する本、かな？

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