6月前期
『マリオネット・エンジン』・『邪魅の雫』
『マリオネット・エンジン』
西澤保彦 講談社ノベルス
読始6/5 読了6/9
コメント・・・
なんと! ミステリーではなかった。SF、ホラーの短編集である。
が、どのみち西澤保彦の根本はドロっとした人間の闇を書く・・・
サイコな物なのでジャンルは何でもよいのだろう。
しかし、まぁ、なんだ・・・
全体的に面白くなかった。
ストーリーが、ではなく、そこで何が起こっているのかよく分からない。
世界を想像しにくいと言う意味で。
結局、読んだ時はウンザリした感じの第一本目「シュガー・エンドレス」が一番良く出来ていたと思うことになった。
『邪魅の雫』
京極夏彦 講談社ノベルス
読始6/9 読了6/
コメント・・・
これは、ツライ・・・
とにかく拙者はバカが嫌いなのだ。
産まれてきてすみませんというレベルの関口だけでも耐え難いのに、今回はメインキャラに脳味噌の欠落したキャラが数人登場する。
殺意すら覚える。
はやく京極堂が現れて論理的に説教をかましてくれないと脳も魂も腐ってしまう。
最終的には、まぁ・・・
そのままの話だった、ってことになるのかな。
ある程度の予想は付くし、誰でも「やっぱりそんな感じか」という結論で終わりそうな。
驚きは、無い、かもしれない。
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