7月前期
『夜香抄』・『タイムスリップ戦国時代』・『水剋火』
『名探偵 水野サトルの大冒険』・『雛は舞い降りた!』・『いぬかみっ!13』
『魔界都市プロムナール 夜香抄』
菊地秀行 ノンノベル
読始7/1 読了7/3
コメント・・・
吸血鬼街、戸山住宅のボス、夜香が主人公。
海外の兵器会社が生み出した人工吸血鬼。
彼らの能力を確かめるため新宿に送り込み、天然の吸血鬼と戦わせる。
血塗れの超能力バトル。
作者の吸血鬼マニアがイイ方向に脂を乗せて、とてもノリノリな出来に仕上がっている。
満足できた。
『タイムスリップ戦国時代』
鯨統一郎 講談社ノベルス
読始7/3 読了7/5
コメント・・・
今までタイムスリップに巻き込まれたり巻き込まれたりした人に出会ってきた麓麗。
今度は歴史を変えようとする未来人を追うタイムパトロールに強制連行される。
と、いうバカ小説である。
北条早雲から始まる下克上。
歴史を元に戻すために、本来勝つべき軍に力を貸して、勝たせる。
・・・なんか比較的簡単そうだね(爆)
全体的にネタがちりばめられているだけで大筋は無きに等しい。思い出せないし(笑)
ま、軽い気持ちで読み流すように読めば良し。
『探偵小説のためのエチュード「水剋火」』
古野まほろ 講談社ノベルス
読始7/6 読了7/8
コメント・・・
世界は天帝の時と同じようだ。
実予という伊予のような土地で水里あかねは小諸るいかと出会う。
あかねは男よりも女の子が好きな娘のようなので人形のようなるいかにメロメロです。
妄想が暴走して意味不明な文章の羅列される様は、やっぱり天帝の時と。
陰陽師やら悪霊やらも出てくるけど、トリックは物理であるから安心です。
『名探偵 水野サトルの大冒険』
二階堂黎人 講談社文庫
読始7/9 読了7/11
コメント・・・
二階堂作品の中でも気楽に読める美形変人水野サトルシリーズの短編パスティッ集。
つまり、既存の推理小説のパロディ的なものです。
だから原作を読んでいないと色々困るわけですが、拙者もうっかりまだ本陣を読んでいないのに・・・
まぁ本陣のネタバレはとうの昔に私闘学園でヤラレているのでダメージは低いけど。
西澤保彦の迷作、麦酒の家もパロられている。
一応、読むときは注意して読もう(爆)
『リアルバウトハイスクール<アーリー・デイズ>3
雛は舞い降りた!』
雑賀礼史 富士見ファンタジア文庫
読始7/13 読了7/15
コメント・・・
アーリー最終巻。
この話が終わるところに南雲慶一郎が登場し、本編第一巻に繋がる。
一応、本編の設定である静馬に涼子が勝つという流れ。
これといって・・・見所は無いかな(爆)
陰謀仕掛け役の雛も何しに来たのか良く分からないし、5x1のバトルも・・・
いや、そこは多少は面白かったか。
『いぬかみっ! 13
完結編<上>〜hop step dash〜』
有沢まみず 電撃文庫
読始7/15 読了7/16
コメント・・・
4つの精霊が太古の神を呼び出し願いを叶えてくれる、らしい。
精霊はそろい、後は神に薫復活を望むだけ。
果たして薫復活はなるか?という上巻。
まだ、半分はお笑いで半分シリアス。
次回最終回でハッピーなオチは待っているのか?
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