９月前期

『レインボー・シックス，１』・『笑酔亭梅寿謎解噺』・『グイン・サーガ，６』
『銀河乞食軍団，１３』

『レインボー・シックス』
トム・クランシー　訳：村上博基　新潮文庫

読始９／５　読了９／１０

コメント・・・
レインボーは国際的特殊部隊。シックスは司令官。
世界各地で起きるテロ行為に対抗するために、諸国からの要請に応じて出撃できる特殊部隊が開設される。
空路の中心点であるイギリスに、もっとも錬度が高いといわれるイギリスＳＡＳのメンバーを中心に。
そして、謎のテロリスト。怪しげなウイルスの研究者。部隊の誰それ。
視点がクルクル切り替わりながら物語が進む。
ちょっと登場人物が多めで混乱することもあるけど、全体的には面白い。
やっぱ、テロリストは殲滅しなくちゃね（爆）

『笑酔亭梅寿謎解噺』
田中啓文　集英社

読始９／１０　読了９／１２

コメント・・・
グロとかゲロばっかり書いている田中啓文だが、今回は落語界。
モヒカンの若者が浴びるほど酒を飲んでゲロを吐く梅寿師匠のところで修行する・・・
一応、事件が起きたり解決編っぽいこともするけど、基本的には人情物。
モヒカン竜二が落語なんかやれるか！と思ったり、落語ってすげえ！と思ったり。
拙者的には感動する落語より腹筋が崩壊する落語の方が好きだけど。

『グイン・サーガ，６　アルゴスの黒太子』
栗本薫　ハヤカワ文庫ＪＡ

読始９／１３　読了９／１５

コメント・・・
第二部、陰謀編スタート。
パロの都を占領したモンゴール軍。そこにパロの第三王位継承者アルド・ナリスが帰ってきた。
細身の超絶美形ナリスはパロの都を取り戻すことが出来るのか？
今度は武力ではなく知恵で戦う模様。
文章はあいかわらずオシャレ（笑）
オシャレというより、むしろ恥ずかしくなるくらい美麗。
作者の人はそうやってテンションを高めたのかもしれないなぁ・・・

『銀河乞食軍団，１３　異次元の美姫』
野田昌宏　ハヤカワ文庫ＪＡ

読始９／１３　読了９／１５

コメント・・・
前に読んだのが３年前だからほとんど覚えていない・・・
次元のイタズラで、超空間移動中だった人が物質と重なった？
ペンダントの写真になった人や、タンクの壁面から語りかけようとする人。
そして謎の悪意ある人面魚。
これも同類なのか、別物なのか、何者なのか・・・
謎が謎を呼びまだまだ続く。

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