10月前期
『リアルバウトハイスクール,17』・『三国志,3』・『陰からマモル!8』
『カレとカノジョと召喚魔法,5』・『さよならジュピター(上)』
『リアルバウトハイスクール,17』
雑賀礼史 富士見ファンタジア文庫
読始10/2 読了10/5
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文化祭がやってきた。そして、ソルバニアからの攻撃部隊もやってきた?
全キャラ大集合の方向で、どうでもいいようなお気楽展開。
でも次で終了するらしいが、どうなることやら。
『三国志 三の巻 玄戈の星』
北方謙三
読始10/6 読了10/10
コメント・・・
珍しいことに五斗米道を中心に細かく書いている。
ゲーム三国志大戦ではそれなりに使い道のある張魯、通称「米」だが。
いや、この本では主に弟が活躍する感じ。兄はいるだけ。だってそれが教主。
劉備は呂布から逃げて曹操の元に走ったり忙しい(笑)
袁紹、これだけの力を持ちながらどうやって曹操に負けるのか(爆)
いろいろと楽しみだけど、なかなか図書館に並ばないのが難点です。
『陰からマモル!8 ウエディング時代劇娘』
阿智太郎 MF文庫
読始10/11 読了10/12
コメント・・・
今度は中編二本。
タヌキに化かされて夢の中で幸せになったり不幸になったり(笑)
温泉に行けば恐るべき忍者が襲ってきたり。
ハーレム状態に気づかないのか気づかない振りをしているのか陰守マモルの大活躍。
ほどほどに楽しんだ。
『カレとカノジョと召喚魔法,5』
上月司 電撃文庫
読始10/12 読了10/14
コメント・・・
最終回に向けての溜め回。
雪子はクリスマスに遊矢にはっきりとした告白をするための勇気とプレゼント代を溜め、遊矢は悪魔との戦いのための準備をコツコツと進めていた。
まぁ大体それだけの話だなぁ。
ページを消費するのはときめいたり嫉妬したり心落ち着かない雪子の心象がほとんどで(笑)
あと一冊だしサクっと片付けますか。
『さよならジュピター(上)』
小松左京 ケイブンシャ文庫
読始10/15 読了10/23
コメント・・・
なんとなく、唐突に、小松左京が読みたくなった。
あれば沈没にしたかったんだけど、コレしかなかったので・・・
上巻はなかなかストーリーが進まない。
太陽から遠く離れた宇宙の開発のために木星を太陽化しようという計画が進行している。
一方、火星ではテラフォーミング中に氷河の下から地上絵が現れた。
ナスカの地上絵に似た・・・いや、ナスカより先に作られた火星の地上絵、それはなにかの警告文であるらしい?
そして地球へ向かう彗星の大幅な減少。木星を偏愛するジュピター教団。
さまざまな要因が複雑に絡まって何かが起きそうではあるが、なかなか先が見えない。
さらにやっかいなのは木星の描写が多いんだけど、想像力がかなり必要そう。
なにしろほとんど液体と気体で出来た惑星だからね。地に足をつけて生きている拙者としてはイマイチ想像が追いつかないところがある。
硫酸の雨が降り、地表から数百キロも上空で蒸発してまた雲になるとか、どんな世界よ?
読むのにワリと時間がかかった。
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