12月後期

『グイン・サーガ,9』『グイン・サーガ,外伝2』『グイン・サーガ,10』
『だめあね☆』『陰からマモル,9』『せんすいかん,3』


『グイン・サーガ,9 紅蓮の島』
栗本薫 ハヤカワ文庫JA


読始12/20 読了12/23

コメント・・・
殺人鬼栗本薫(爆)
そう言われてもおかしくない鬼の展開。
モンゴールのモヤシ王子ミアイルが、暗殺される!
それを防げなかったマリウスは意気消沈して絶望の旅に出る。
一方パロのモヤシっ子レムスの方は順調に精神的に成長している模様。
ただ、ちょっとダークに染まってる気も(笑)
しかし、10数年前に読んだときはどう思ったのかな・・・
レムスの夢の中身は宇宙人がどうこうということなのか?
パロの歴史の昔々が宇宙人というネタだったら・・・
どうなっちゃうのかね。



『グイン・サーガ,外伝2 イリスの石』
栗本薫 ハヤカワ文庫JA


読始12/23 読了12/25

コメント・・・
9巻でイジケていたマリウスだが少しは生きる活力が回復してきたようだ。
双子と別れて旅を始めたらしいグインと出会い、無理やり同行する。
だが二人が迷い込んだのは死の町ゾルーディア。
葬式ミイラ作りから裏ではこっそり暗殺稼業も?
あらゆる死を一手に集めるよどんだ町である。
そこでグインはイリスの石を渡せと迫られ「なにそれ?」な状況に。
死の闇を生の活力で吹き飛ばす外伝らしいファンタジー。



『グイン・サーガ,10 死の婚礼』
栗本薫 ハヤカワ文庫JA


読始12/25 読了12/27

コメント・・・
これで第二部、陰謀編が終了。
様々な思惑が交錯する中、ついにナリスとアムネリスの結婚式が行われる。
結婚が終わったらその晩のうちに殺してしまえというモンゴール大公の命令を筆頭に、いくつもの勢力がナリスを狙う。
赤き獅子とまで呼ばれたモンゴールの若き将軍アストリアスも見事に操られて毒剣を振るう。
ダーリンを失って絶望的に絶望するアムネリス。
今後ナリスの無事を知ったらどんな反応をするのか。
昔読んだはずだが全く覚えてないので期待でワクワクしてしまう。
あぁ!なんか物足りないと思ったら、陰謀編終了にカタが付いてないのか。
具体的にはリンダとレムスがパロに着くくらいがキリの良さだと思うのだが・・・
双子はともかく主人公であるグインも〆に関わってないしね。



『だめあね☆へいらっしゃいませ、ご主人様!
葛西伸哉 ファミ通文庫


読始12/27 読了12/28

コメント・・・
周りに迷惑を撒き散らす姉、という設定だけど・・・
どこかのタイラー艦長みたいに適当にやったらうまくいって、はいOKな展開。
特にダメということはない。
サブタイトルで読めるかもしれないが、今回はメイド寿司屋を初めとしていくつかのメイドショップを開き成功したり失敗したりする。
そんな姉を持つ弟の周りには委員長やご近所妹といった美少女がいて、彼のそばにいるため姉の仕事を手伝うとかまぁ、この手の本のお約束が普通に行われるだけでコレだというものは無いかな。



『陰からマモル!9 伊賀娘たちが来た!』
阿智太郎 MF文庫


読始12/28 読了12/30

コメント・・・
伊賀から山芽の友達がやってきた。
彼女のダンナ様(予定)のマモルを見物にである。
だがこの町にはもう一人マモルと結婚を狙うクノイチ・・・甲賀のホタルがいるのだ。
伊賀と甲賀が出会えばバトルになるのはお約束である。
かくしてはた迷惑な忍術バトルが勃発するのであった。
伊賀女はあくまでオマケだから、まぁいつも通りと言うのがそのまんま。



『せんすいかん その3』
水城正太郎 HJ文庫


読始12/30 読了1/2

コメント・・・
天才をねたむ勢力により天才が吸収され天才は天才で無くなった。
しかもギャグが・・・無い?
そんな話です。
読み終わった瞬間に「あれ?どういう理屈で天才が帰ってきたんだっけ?」
と首をひねってしまったが、そんな程度の本です。



トップに戻りたい
リストに戻る