3月前期

『グイン・サーガ,12』『エルリック・サーガ,2』『グイン・サーガ,13』



『グイン・サーガ,12 紅の密使』
栗本薫 ハヤカワ文庫JA


読始3/2 読了3/5

コメント・・・
パロに味方するかモンゴールに付くか、沿海州海軍の行動を選ぶ会議が開かれた。
自国の利益を強く追求する彼らの陰謀劇。
そんな街でイシュトヴァーンは偶然モンゴールの密使と知り合い、重要な情報を入手する。
成り上がるための大事な梯子段。
しかし彼の疫病神パワーを見て嫌いになってしまう読者も少なからず。
ここにもいるし(笑)



『エルリック・サーガ,2
この世の彼方の海』
マイクル・ムアコック 井辻朱美:訳 ハヤカワ文庫SF


読始3/8 読了3/10

コメント・・・
1巻を読んだのは一年ほど前か・・・
だが、いくら間を空けても大丈夫だった。
それくらい唐突で、一冊はさみ忘れたんじゃないか?ってくらいの急展開で始まる。
現在過去未来。様々な世界を旅する。
そして作者の別作品のキャラクターとまで共闘する。
これがアメリカンファンタジーなのか・・・
悪くは無いけどエルリックが暗めなのがやや難。



『グイン・サーガ,13 クリスタルの反乱』
栗本薫 ハヤカワ文庫JA


読始3/10 読了3/14

コメント・・・
パロでは学生たちが行動を起こし、パロは不穏な空気に包まれていた。
激しく集中したエネルギーは爆発寸前。
そして、爆発。
モンゴール軍と一般市民の戦闘が始まった。
市民が武装した兵の前に崩れる時、アルド・ナリスが立ち上がる。
パロ市民の歓喜を超えた狂乱の声とともに大反撃が始まる。



『銀河おさわがせアンドロイド』
ロバート・アスプリン&ピーター・J・ベック 訳:斉藤伯好 ハヤカワ文庫SF


読始3/15 読了3/18

コメント・・・
フール大尉が率いるオメガ中隊がうまくいっていることが気に入らないブリッツクリーク大将は顔を真っ赤にして必死に嫌がらせを考える。
ゴミ軍人の鑑だね(爆)
今回の仕事は前回国交・・・じゃなくて星交が結ばれたばかりのゼノビアからのヘルプ。
見えない敵が星にいるらしいがどうやって探したらいいのか分からない、と。
その頃カジノ惑星ローレライからフールの身代わりアンドロイドが誘拐されようとしていた・・・
そんな感じでマヌケな泥棒とか、バカ軍人とかでイラっとさせられる。
そしてそのイラっを吹き飛ばしてくれるほどの爽快感は無かった。
従軍神父レヴの宗教がエルビス・プレスリーの顔に整形するという異常なものであることにニヤっとさせられたくらいで。



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