7月前期

『ディスコ探偵水曜日,下』『影からマモル!12』『お留守バンシー,2』
『B/W 完全犯罪研究会』『学校の階段』


『ディスコ探偵水曜日,下』
舞城王太郎 新潮社


読始7/1 読了7/7

コメント・・・
上巻よりは多少読みやすい。
しかし、時間と空間を跳び越せるようになったディスコ・ウェンズデイ。
何がどうなっているのか時系列がワケ分からないことになってとんちんかん。
さらに、気持ちとか意識とか精神的な力まで必要になってくるしなぁ。
まぁ舞城節ということで納得すればいいのかな(笑)




『影からマモル!12 最後にマモル!』
阿智太郎 MF文庫


読始7/8 読了7/8

コメント・・・
長かったシリーズもついに最終巻。
あの時出てきたタイムマシンのせいで巻き起こるタイムパラドックス中篇三本。
マモルが忍者でなくなったとき世界はどう変わる?
スーパーライトであっという間に読み終わる一冊(笑)




『お留守バンシー,2』
小河正岳 電撃文庫


読始7/9 読了7/10

コメント・・・
悪魔退治ルイラムと魔女トファニアのドハデなバトルでぶっ壊れた古城のロビーを修復すべく職人を招く。
地元の人を雇えば問題ないものを、オシャレにリフォームを夢見るアリアは街から人を呼んだために、城の住人は人間のふりをして妖怪屋敷であることを悟られないように奮闘する。
というズッコケストーリー。
しかしながら、何もかも想定の内側でしかなく驚きが無かった。
笑いというのは驚きから始まると思うのでコレは、ダメだ。
つまらないとまでは言わないけど、足りない。




B/Wブラックオアホワイト 完全犯罪研究会』
清涼院流水 太田出版


読始7/11 読了7/13

コメント・・・
なんてタイトルだからてっきりバクマンのPCPみたいな話かと思ったが違った。
裁判員方式のように第三者を集めて犯罪かどうか微妙な事件を事件として捜査を続けるかどうか相談するものである。
警察側の担当者には天見仄香。
3人もの連続殺人鬼に狙われて生き残った、もっとも有名な被害者。通称スイート。
そして今回事件判断されようとするのは回りの人間が200人以上も姿を消してしまったという疑惑の少年(今は若者)真壁巧。
超犯罪?であることよりも、被害者の方がやたらと責められるゆがんだ日本の形とかをつつきたかったのかな。
拙者はワイドシヨーに興味無いから、ああいう被害者を追い詰めようとする取材の何が面白いのか分からんわ。




『学校の階段』
櫂末高彰 ファミ通文庫


読始7/14 読了7/15

コメント・・・
というダジャレタイトル。
怖い話ではなく、学校の中を、主に階段をメインに走り回る階段部のお話。
基本的な熱血とライバルと・・・バカ?(笑)
階段部という設定以外はハジケが無かったけど、標準的な青春モノとしてはアリだろう。




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