六月後期
『新ロードス島戦記,1』・『覇壊の宴,2』・『魔剣士 妖太閤篇』
『南海の風雲児・鄭成功』・『猫祭りの夜』
『新ロードス島戦記,1 闇の森の魔獣』
水野良 角川スニーカー文庫
読始6/20 読了6/21
コメント・・・
あのスパークが、マーモの公王として四苦八苦する物語(笑)
よりによって暗黒の島。
よりによって直情バカ。
しかし、まぁ、ほかに適任者はいないんだし(笑)
スパークの熱血がどれだけマーモを変えられるか。
楽しみ楽しみ。
『覇壊の宴,2 大いなる墓標』
日昌晶 富士見ファンタジア文庫
読始6/22 読了6/23
コメント・・・
ファンタジーな世界と現実世界が繋がった・・・
そして、タヌキ食品の鈴木はいまだにアッチ側の世界に出向させられていたのだ。
今回は「接待」という言葉が出てこなかったため目立つ出番のもらえなかった鈴木。
つーか、あるのは話の流れだけで、主人公不在?
前巻を読んだのがずっと前のコトだからキャラ自体もうろ覚えなんだけどね・・・
自然のためなら人でも殺す、NGOな愛護団体。アッチ側の国のファンタジーな傭兵。そして自衛隊。
三者が狙う、アッチとコッチをつなげる道具『コア』を求めて大混戦。
血も大量に流れます。
楯と槍で武装している軍隊に向かって無反動砲がぶち込まれたり・・・
デンジャーとラブコメと、でも収束するところが無い散漫な話。
イマイチ。
『魔剣士 妖太閤篇』
菊地秀行 新潮社
読始6/24 読了6/26
コメント・・・
タイトルを見れば分かると思うが、時代は桃山時代。
豊臣秀吉が太閤として君臨している。
だが、秀吉はもはや人ではなかった。死人である。
尊敬する信長でさえあっさりと死んでしまった・・・
それによって秀吉は諸行無常を感じたのだろう。自ら望んで死人となることを選んだのだ。
秀吉が人であることをやめた事に気づいた徳川家康は、やはり死人である奥月桔梗に秀吉を撃つように依頼する。
だが、桔梗は人の頼みを素直に聞くような人物ではない・・・
うーん、内容的には「まぁまぁマイナス」ってトコかな。
史実を元に、これといった盛り上がりも無く、ただし、伊藤弥五郎なる人物に注目。
コレも死人にされてるんだけど(笑)、日本の有名剣豪の一人、伊藤一刀斎である。
桔梗と戦い、一刀流を完成させる・・・シヴいネタ使ってます。
『南海の風雲児・鄭成功』
伴野朗 講談社文庫
読始6/27 読了6/28
コメント・・・
17世紀に活躍した中国の英雄。
抗清復明の旗を掲げ、戦った男。
日中ハーフの彼は、日本でもなかなかの有名人だと言う。全然知りませんでしたが(爆)
知らないといえば、当時台湾がオランダの東インド会社に占領されていたことも、それを鄭成功が解放したことも全然知らなかった。
読んで良かった。いい勉強。
『猫祭りの夜』
森真沙子 ジョイノベルス
読始6/29 読了7/4
コメント・・・
恐怖ミステリー、らしい。
それほどは怖くないが、全く怖くないわけでもない。
夜と猫という組み合わせは、なぜか人を不安にさせる。
ちなみに猫祭りとは、この話の女主人公の言葉で、猫が時々いくら探しても見つからなくなるそんな日のことである。
それはともかく、ストーリー的には、少々古い作品なため、驚愕の真実、とかいうオチはつかず、なんとなく終わってしまう。
ごくフツーの作品 プラス 女子高生のラヴがオマケ要素。
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