十月前期

『ファンタシースターオンライン，２　闇の因子』
庄司卓　角川スニーカー文庫

読始１０／１　読了１０／２

コメント・・・
二巻だけど、完結。
それなりにＰＳＯだったけど、逆にいえば「それなりにしかＰＳＯでない」
作者もＰＳＯをプレイしている以上、まさかこの程度でＰＳＯを表現できたとは思うまい。
つまりその程度なのだ。
ＰＳＯプレイヤーには物足りなさ過ぎるし、非プレイヤーにはゲームが伝わらない。
いまふたつと言われても仕方あるまい。

『闇狩り師，２』
夢枕獏　徳間デュアル文庫

読始１０／２　読了１０／３

コメント・・・
祟られ屋。それは霊に好まれやすい体質を利用して、他人の呪いを自分に移すというデンジャーでパワフルな職業。
だが！
今回はそういう解決法は無く・・・、ちからずくで殴ったり蹴ったりしてブっ飛ばす。
作者は格闘技も好きなんだよね。
白猿伝・金票　師・馬黄精・ほどろ　の４本。
まぁ、なかなかのホラー作品。
だが、コレといった芸が無いので点は低い。並。

『虚人たち』
筒井康隆　中公文庫

読始１０／３　読了１０／１６

コメント・・・
疲れた。うん、疲れた。
レーモン・クノーの文体練習の「丁寧に」のような文章で長編小説を仕上げている。
はっきりいって、ダルイ。かったるい。読んでられるかバカヤロー。
１００ページから１３０ページの間に、一回ずつ、笑いと驚愕のインパクトを受けて、一時見直しかけたんだけど・・・
それだけだった。
こんなやや薄めの文庫本を読むのに二週間・・・自分が信じられないよ。
ぜんぜん読みすすめる気力の湧かない一品。
「妻と娘が別々に同時にさらわれた時男は・・・」っていう不思議なストーリーに期待したんだけどな。
没。没。没。

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欄外　ゲームの伝道

バーチャファイター４
専用のカードを購入することで、対戦成績をセーブできる。
ｉモードを使えば、全国のランキングを見ることも可能。
だがねぇ・・・。意味はあるけど意味は無い。
拙者はｉモード使えないし。ランキングを見るほど強くないし。
そもそも、レイフェイ、技を理解した上級者には手の打ちようが無い・・・