六月後期

『新ロードス島戦記,3』『どかどかどかん さん』『ギルティギアゼクス』
『南国少女の海底戦艦!』『A君(17)の戦争,1』『殺人遁走曲』
『それゆけ!宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ,2』『秘神黙示ネクロノーム,2』『オーラバトラー戦記,10』
『ユリ迷宮』


『新ロードス島戦記,3 黒翼の邪竜』
水野良 角川スニーカー文庫


読始6/16 読了6/16

コメント・・・
あいかわらずマーモの島を舞台に、スパークのマーモ公国vsレイエスのマーモ帝国が相争う物語。
しかし、帝国は力任せに戦うのではなく、公国の連中に「こんな島に居たくないやい」と思わせて、自発的に島を去らせようと言う面倒な策に出なくてはいけないという不利感。
そして彼らは、不治の病である竜熱を流行させる作戦に出たのである。
やっぱりスパークが力任せに解決するお約束。
コレといった見所は無く、惰性読者専用。




『どかどかどかん さん』
瀧川武司 富士見ファンタジア文庫


読始6/16 読了6/17

コメント・・・
「こんなに動けないのは初めてだ」面白いセリフだったよね。シャーマンキングスレはあの時盛り上がったよ。
パ ク ル な
そして、
氣 に 頼 り す ぎ だ
ワンピースで言えば全員悪魔の実の能力者状態。
そしてサンジやゾロのような人間力だけで強いキャラがいない。
そういうつまらないツッコミをしないように読めば・・・そこそこか?
並マイナス1




『ギルティギアゼクス 白銀の迅雷』
海法紀光 ファミ通文庫


読始6/17 読了6/17

コメント・・・
実は叩くために手を出してみた。拙者はGGXが大好きだからな。
だが、残念ながら叩くほど悪い作品ではなかった(爆)
とはいえ、出てくるのは主役としてカイ。
そしてソルとファウストにはそれなりに見せ場があり、ジョニーとメイはセリフのみ。
アクセル使いとしてはなんだかなぁ、なキャストだ。
悪くはないが、良くもない。
いや、スラム住人の気持ち、ってヤツはそこそこ良かったかな。
まぁ、カイ使いだけが読めばOKってトコか。




『粛正プラトニック 南国少女の海底戦艦!』
秋口ぎぐる 富士見ファンタジア文庫


読始6/18 読了6/19

コメント・・・
何が粛正で何がプラトニックなのか全然わからないのがミソ(爆)
50年前に作られた超性能の戦艦引き上げと、その能力を奪おうとする比較的間抜けな美人研究者。
前髪にメッシュみたいに白髪が混じっている以外は何のとりえもない主人公が、成り行きで巻き込まれていくお話。
ワキ役のキキはハレのちグゥのハレにしか見えないが、女の子だ(爆)
無理矢理に韻を踏ませたしゃべり方は好み。
サメに襲われて生還する悪友、宇野辺竜介の裏切り全開行為はイライラするもののネタとしては良し。
ようするに面白いってことだ。




『A君(17)の戦争,1 まもるべきもの』
豪屋大介 富士見ファンタジア文庫


読始6/19 読了6/20

コメント・・・
主人公の絵はイメージ通りでいいんだけど、女の子達がいま三つくらいダメなのが萎え。
いやそれは関係ないか。あるけど、ない。
A君じゃなくて小野寺剛士はいじめられっこに反撃するべく完璧なワナを張っていたのだが・・・
突然魔界に召喚されて魔王の座を禅譲されてしまったというなんだかな展開。
読者は次から次へと現れるアニパロなセリフにうんざりしつつも最後の漢立ちにはなかなか感動できるというワナ。
まもるべきもの、ねぇ。いいんでないかい。



並列書評に飛ぶ
『殺人遁走曲』
菊地秀行 フタバノベル


読始6/21 読了6/21

コメント・・・
ミステリー、だと作者が言い張っているが、拙者はコメディサスペンスと言わせてもらう。
殺し屋の前に現れた自殺志願者。
「僕を殺してくれ」とどこまでも追いかけてくる。この辺が笑える。
必死にソイツを無視しながら仕事をこなそうとするのだが、こんどは女の子が「私を殺して」だ。
二人の自殺志願者を引き連れて仕事をこなせるのか!?
ということで笑うのだがオチでガクーーーン。




『それゆけ!宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ,2
自由落下のクリスマスキャロル』
庄司卓 富士見ファンタジア文庫


読始6/22 読了6/24

コメント・・・
一巻を読んでから数年。もうストーリーなんか覚えちゃいない(爆)
未来の世界から宇宙戦闘機乗りにスカウトされた女子高生、山本洋子と愉快な仲間たちの物語、か。
前回はまだ、おでこの広い自称ライバル御堂まどかしか仲間がいなかったが、今回の話で、おしとやかな合気使いでイラストはどことなくセーラーマーキュリー水野亜美に見えなくもない白鳳院綾乃エリザベスと、忍者村スタント跡継ぎにしてイラストではセーラージュピター木野まことにしか見えない松明屋紅葉(たいまつやではなくかがりやと読む)が登場。
そしてようやく4x4の試合がまともに組めるようになったのであった。
まぁ、とにかく、古い(爆)
あとがきで作者はクリスマスネタの話が9月発売になってしまった・・・などといっているが、拙者にしてみれば
「ネオジオで餓狼伝説2発売かよっ!!」と叫ぶほど古い(笑)
そんなレトロ感を楽しめるならば他に問題はないかな。




『秘神黙示ネクロノーム,2』
朝松健 電撃文庫


読始6/24 読了6/26

コメント・・・
これもまた、一巻を読んだのは二年以上前だな。
Nから生まれた5つのnに選ばれた五人の少年少女。
五人が力をあわせるどころか同一陣営にも入っていない現状。
それぞれがそれぞれの都合でネクロノームを駆る。
要するに話は全然進んでないと言うことだ(笑)
それぞれのキャラの掘り下げはそれなりなんだけどね。それだけで終ってしまった気配。
あと一巻で終るのだが、話はあまりまとまっていないらしい(爆)




『オーラバトラー戦記,10 重層の刻』
富野由悠季 角川スニーカー文庫


読始6/26 読了6/28

コメント・・・
特に面白くはない(爆)
戦場のもうひとつの方向から見た話、って感じかな。
女視点。
バーン・バニングスにご無沙汰された愛人的存在のステラが、偉くなる予定のバーンにもう一度逢いたいと戦場を旅する話。
そして、アの国の王、ドレイク・ルフトの侵略戦争を止めるべく、アリサとリムルという2人の王女が行動してみる話。
それだけであって、わざわざテーマを探そうなんて考えても
ワケ(・∀・)ワカ(・∀・)ラン




『ユリ迷宮』
二階堂黎人 講談社文庫


読始6/28 読了6/30

コメント・・・
おなじみ、かどうかは知らないが、二階堂蘭子シリーズの短編集。
ロシア館の謎・密室のユリ・劇薬の三本。
どれも、完全推理は無理でも8割方の真相をつかめた。ってワケだから比較的簡単だね。
イイ気分になれる本かも。
ただ、劇薬はストーリーが暗くて、その上ではヤな気分(爆)




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欄外 ゲームの伝道




魔剣Xを始めた。
割と面白いね。
ガードキャンセル攻撃。背後に跳んで回りこんで攻撃。飛び道具を打ち返して攻撃。
3Dアクションとしては出来ることが結構多くて楽しい。
MAPがわかりにくいとか、視界がちょっと狭すぎやしないか、とか欠点もあるけど。
580円で買ったブツとしては上々でしょ。