七月前期
『Kar−MAN』・『武官弁護士エル・ウィン,2』・『風の聖痕』
『それゆけ!宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ,3』・『悪魔捜査官』・『マンイーター』
『オーラバトラー戦記,11』・『ブギーポップリターンズ』・『BREAK−AGE EX』
『ジャッジメント・ワールド,4』・『クールフェイス,5』・『踊る狸御殿』
『セコポリ』・『セコポリ,2』
『Kar−MAN 〜業の獣』
梅津祐一 角川スニーカー文庫
読始7/2 読了7/3
コメント・・・
爆薬が反応しない不思議な世界がこの世を侵食していた。
その世界に蠢く魔獣。剣と魔法の世界。そして、人を殺すとカルマと呼ばれる獣が生まれるマナラ国
そんな国でちょっと変わった連中が偶然手に入れた軍事データを利用して革命を起こすべく行動を開始した。
いろいろと気になる伏線があるんだけど、とても次が出るとは思えなかったり。
残念だ、と、勝手にガッカリしている。
『武官弁護士エル・ウィン,2 ハタ迷惑な代理人』
鏡貴也 富士見ファンタジア文庫
読始7/3 読了7/4
コメント・・・
序盤はひたすらにラブラブモード。
ミアの暴走妄想モード炸裂で、もう見てらんない。
バカかと、アホかと。
スレイヤーズのリナがこんな性格だったら絶対売れなかっただろうな・・・
後半のウィン主体の魔術バトルは、まぁ良し。
なんつーか、こう、のめりこみにくい作品だぁね。
『風の聖痕』
山門敬弘 富士見ファンタジア文庫
読始7/4 読了7/5
コメント・・・
炎使いの才能が無かったため家を追い出された少年は、風使いになって帰ってきた(笑)
彼に出会った炎使いが次々に死んでいく。という、ある意味ミステリ的展開。
イトコもオヤジもぶっ飛ばし、和麻の行く道はどっちだ。
性格の捻じ曲がった主人公に人気が集まるかどうかは知らないんだけど、かわいい顔の弟・レンとセーラー服が戦闘服の綾乃は人気出るかも。
面白いかと言われると・・・さぁ?
主人公のバカ強さを上手く利用できるかどうかが勝利の鍵だ。
『それゆけ!宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ,3
桜月夜のシンデレラ』
庄司卓 富士見ファンタジア文庫
読始7/5 読了7/6
コメント・・・
今回登場したのはシルヴィー・ドレッドという女パイロット。
メガネっ娘なんだが少々トシか(爆)
しかも実力以上にワガママ自分勝手友達いない(笑)というトンデモ女。
そんな彼女がヤマモトヨーコにケンカを売った。
そして負けた(笑)
このキャラ、性格がネジくれ過ぎで見ちゃいられないと思ったんだけど、オチでちょっと見直し。
それなりに面白いんだけど、作中ネタにされているアニメにゲームは古すぎるんだよね。
『悪魔捜査官』
梶研吾 集英社スーパーダッシュ文庫
読始7/6 読了7/6
コメント・・・
と、言っても、悪魔が人間界で警察官になっている話ではない。
一応、現実世界にも存在していないわけではない、超常的・猟奇的・カルト的事件を専門に調べる人だ。
で、この話。兄がバラバラ死体にされた。妹はあまりの事件に呆然としつつも事件の真相を求めて行動する。
とりあえず、絵がダメだな。折込のキャラ紹介のヤボったい事と言ったら、明治文明開化な雰囲気だ(笑)
そして主人公たる翠ちゃん。女子大生の設定だが中学生程度にしか見えないワナ。
そんな子が、どうやら本当に魔力を持っているらしい悪の教団にどう立ち向かうのか。
『マンイーター』
吉村夜 富士見ミステリー文庫
読始7/7 読了7/7
コメント・・・
富士見ミステリー文庫にしては珍しく面白いんだけど、ミステリーじゃない(笑)
友人がいじめ殺されたことを知った少年は、復讐を企むが、殺人はそうそう楽じゃないと言うことに気付く。
そしてネットをものすごい勢いでチェックした彼は、ようやく殺人請負マンイーターというページにたどり着く・・・
予想以上に過激な殺しを行うマンイーター。
ビビる主人公。
というスプラッタホラーだね。コレは。
まぁ、富士ミスの超三流に対して二流的に面白いというレベルで、魔魚戦記の方が好きだな。
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『オーラバトラー戦記,11 ハイパー・ホリゾン』
富野由悠季 角川スニーカー文庫
読始7/8 読了7/9
コメント・・・
ついに最終巻。
急転直下でオチをつけるためにトミーノの取る手段は知る人ぞ知る・・・
なんだろね。まぁいろいろ言いたいことはあるんだろうが、機械に頼りすぎて環境破壊をしないようにとか、機械に使われるようになったらいかんとか。
面白いかといわれると、お薦めはしない、と(笑)
『ブギーポップリターンズ VSイマジネーター PART1』
上遠野浩平 電撃文庫
読始7/9 読了7/10
コメント・・・
今回も、複数視点から一つの事件について語られるシステム。
人の弱みに付け込むイマジネーターの誕生秘話?
人の心の形が見えるけど、だからといって何かをしてやることの出来ない講師が、取り込まれた。
そのイマジネーターとそれに対抗するVSイマジネーター。
その物語がザッピングシステムで語られるのだが。
何か書こうとすると、何も思い浮かばないあたり、たいしたことが無いのかも(爆)
『BREAK−AGE EX ロアゾオ・ブルー,1』
鍋本ちぇいある ファミ通文庫
読始7/10 読了7/11
コメント・・・
ブレイクエイジシリーズ。
今回の主人公はノーカスタムの既製品VPで二年連続優勝する少年。
だーけど女はからっきしだよ三級品。
そんな彼を激しく憎む少女ありけり。
激烈美少女ににらまれてなんとなく落ち込む彼は100vs100の戦に出場するのだが。
第一巻ということでイマイチまとまりのない終わり方。全巻揃ってから読む方がいいだろうね。
『ジャッジメント・ワールド,4 行きずりの<復讐者>』
青田竜幸 富士見ファンタジア文庫
読始7/11 読了7/12
コメント・・・
シリーズ第四作は、ついに(?)主人公ショウゴが一人で活躍する物語(笑)
サブキャラのユリはオッパイがデカいくらいしかとりえの無い、ウザー系ヒロイン。
つーか、死んだ男の復讐のために命を捨てる、ってキャラはどの辺に共感狙ってるんだろね。
拙者は、今すぐ死んでくださいって思ったけどね。
つまり見所は孤軍奮闘のショウゴ君萌えってことて、同女大喜びってことですか・・・
『クールフェイス,5 ラストフライト』
藤原征矢 ソノラマ文庫
読始7/12 読了7/13
コメント・・・
最終巻。
ものすごい勢いで侵略してくるスパルキアに手も足も出せず、ついに降伏を決定するイレリア。
だが、クールフェイス・レニーは、幼女王リデルを連れて仲間と共に大脱走。
なんとなんと、ロケットに乗って宇宙ステーションまで逃げ出した(笑)
派手な脱出劇は(笑)で済むんだけど、オチはなんかハッピーエンドすぎて不満。
かといって、その一段階前で終るハーレムエンドも、やっぱりボツ(爆)
それでもまぁ、狭い地球で戦争なんてやってんじゃねぇよ、ちっちぇえなぁと言いたいことはわかった。
でも、言われなくてもわかってる。
『踊る狸御殿』
朝松健 東京創元社
読始7/13 読了7/14
コメント・・・
アウターゾーン的話。
人がふとした拍子に迷い込む昭和30年代の町並み。
その奥に建つ狸御殿なるキャバレー。
千円で飲み放題食べ放題。だけど、そのかわりタヌキの森を守ろうと言う署名に協力しなければいけない(笑)
そして、ここに来ると人はちょっとだけ幸せになれる。
ほんわかといい話。
高橋葉介のちょっぴり濃いイラストがキャバレー嬢としてヤケにお似合い(笑)
『セコポリ』
吉岡平 ソノラマ文庫
読始7/14 読了7/15
コメント・・・
半民半官として作られた二警。世間ではセコポリで通っている。
空自でVTOL8機を粉砕するという伝説の大事故を起こした江藤章市は、ここに飛ばされてきた・・・
セコポリで待っていたのは、銃マニアやコスプレクィーンやら。
破壊王としての過去をつつかれてのた打ち回る章市だが、なんともえーかげんな周りの雰囲気に癒されていく。
現在の警察体制に不満をもって書かれた作品とでもいうか。
『セコポリ,2 釜山コネクション』
吉岡平 ソノラマ文庫
読始7/15 読了7/15
コメント・・・
今度は韓国が舞台だ。
赤字上等で日本に韓国車を輸入する代理店はヤクザの人で、買い手もヤクザ。
これはもう、何かあるに決まってる。
セコポリは韓国へ飛んだ。
ものすごい勢いで韓国を褒めたり貶したり。
それがメインで、ストーリーの方はハァ?な出来。ポカーンでも良し。
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欄外 ゲームの伝道
風来のアスカ。最難関の白蛇島をクリア。
めでたしめでたし