十月前期
『一休闇物語』・『スター・ハンドラー,3(上)』・『スター・ハンドラー,3(下)』
『南国戦隊シュレイオー,2(上)』・『南国戦隊シュレイオー,2(下)』
『一休闇物語』
朝松健 光文社文庫
読始10/1 読了10/5
コメント・・・
暗夜行で世界を救った一休宗純が、そっちの話とは何の関係もなく、全国で物の怪をしんみりと調伏する。
ホントに地味だがね。
妖怪と言っても、人の恨みが凝った生霊のような存在が多いから、一休さんの一級の説教が効くんだね。
そんな感じの短編集。
妖怪退治だけど、イキオイも無ければ、恐怖感も無い。
幽玄というか、枯れた感じの物語。
『スター・ハンドラー,3 ゲートキーパー〔上〕』
草上仁 ソノラマ文庫
読始10/5 読了10/8
コメント・・・
スターハンドラーとは、様々な星であらゆる動物の調教・馴致を行う職業である。
ゼネラル・ブリーディング社に就職してしまったミリは今回もとんでもない仕事に巻き込まれる。
銀河の中心から発信されている謎の電波。
だが、もっと謎の存在がその電波に微妙な妨害電波を加えて解析出来ない様にしているという。
謎の存在を仮にゲートキーパーと呼び、コレを回避して電波分析をするのが今度の仕事である。
愛の調教師(笑)ミリ。主に口笛での調教を得意とする先輩ハンドラーのヒュー。アホだがそれなりに実力のある中年ハンターのジャブルといったおなじみのメンバーに、今回加わったのが電波天文学のキロ教授(ただしまだ子供)通称「ちっちゃなキロ」
ミリ(1000分の1)とキロ(1000倍)なだけに、何かと角付き合わせる二人。
その頃、同じ電波を狙って『機構』やギャングが動き出していた。
正体も分からない相手にハンドラーは何が出来るのか!?
『スター・ハンドラー,3 ゲートキーパー〔下〕』
草上仁 ソノラマ文庫
読始10/9 読了10/12
コメント・・・
で・・・まぁ、たいして面白くなかった(爆)
なんといっても、謎生物が出てこなかったのが一番の悪要因だろう。
一巻で飼いならしたヤアプのポチや、二巻で馴致した生きている海のヒロシちゃんは活躍してくれるが、やはり調教師の物語である以上、新生物に期待していたんだよな。
草上仁のショートショートって色々と変な生き物が出てきて楽しいのに・・・
今回は、変な性格の人間を書くだけでいっぱいいっぱいだったと言うことか。
とりあえず、これで完結らしい。
ちょいと物足りないなぁ。いつかスチャラカな短編で復活することを祈る。
『南国戦隊シュレイオー,2 ダマスカス・ハート〔上〕』
神野オキナ ソノラマ文庫
読始10/12 読了10/14
コメント・・・
シュレイオー。それは沖縄を守るための秘密組織。
御鏡旅士・アロウ・虎鈴の3人が仙術機01に乗り込むと、その中の2人の精神が融合し1人をパイロットとする3つの形体に変形する。
司令官は猫耳と尻尾の生えた仙人・・・
こいつらが戦う相手が神武コンツェルン。
カリスマでアホな政治家どもを手玉に取り、とんでもないことを企む商売人。
今度は一体何を企むやら・・・
『南国戦隊シュレイオー,2 ダマスカス・ハート〔下〕』
神野オキナ ソノラマ文庫
読始10/14 読了10/15
コメント・・・
神武コンツェルンはクーデターを起こし日本を混乱させた後に、国連介入>日本の分割統治。
という、日本の切り売りだった!!
売りものは日本国かよ。すげぇな。壮大だな。
でもそんなに面白いわけじゃない(爆)
メインは旅士とアロウの三流ラブコメだし。
仙術機によるアクションもなんだか燃えないし。
全体的にイマイチだ。
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欄外 ゲームの伝道
Zガンダムに金を突っ込みまくり。
まぁ、要するに弱いと言うことだな(爆)
拙者が弱いのかハンブラビが弱いのか・・・
すなおにPS2ごとソフトを買った方が安くつく可能性も。
しかし、ゲセーンで他人と戦うのが重要なのだから家でいくら遊べてもねぇ。