麻弥さんの書評
●「図書館戦隊ビブリオン」小松由加子[コバルト文庫](98/7/2)
「機械の耳」で、97年度の、コバルトノベル大賞と、読者大賞をダブル受賞した作家の新作。高校の図書館が突然“アレキサンドリア漂流図書館”と繋がった。図書館を狙う悪の秘密組織のネオ・バグフォードからの攻撃から守るために、図書館員たちは「ビブリオン」に変身して闘うぞっ!!…というような内容です。テーマ曲つき(笑)。
いい意味で、「バカな本」で、よかったです。「お使いリスト」には笑いました。火浦功の「ひと夏の経験値」とか思い出しちゃったなあ。あれとは方向性が少し違うけども、その手の本が好きな人は一度手にとっては?続き、出てほしいです。
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