十二月前期

『ヴァルハラ城の悪魔』『抜打ち庄五郎』『星に願いを』
『えんじぇる・すまいる』『妖鬼の剣』『図書館戦隊ビブリオン』

『ヴァルハラ城の悪魔』
宇神幸男 講談社ノベルス


読始12/2 読了12/5

コメント・・・
オペラ劇場として改築されたヴァルハラ城。
そこに、取材目的で送り込まれた音楽雑誌編集アルバイトの正親町聖架。名字はおおぎまちと読む(爆)
そして、ヴァルハラ城の持ち主である業天寺氏の周りで起こる不可解な連続殺人。
果たして犯人は?
というストーリーなんだけど・・・
ん〜、ちょっと主人公の聖架が鬱陶しいかな(爆)
好き嫌いが激しいというか。セリフの端々にうざった感が・・・
いいオトコが出てくるとふわふわするのもケーハクだ(笑)
そして、驚くか?このオチに!




『抜打ち庄五郎』
新宮正春 講談社


読始12/5 読了12/10

コメント・・・
つまらん(← 久しぶりに言い切った)
だってさぁ、オビのチャンバラの第一人者というアオリにつられて読もうと思ったのにさ、ないじゃん。剣劇。
唯一まともな立ち会いがあったのは、秘剣笠の下くらいか。
あとは、なんというか、中心にいない人物の視点から見た歴史物、ってトコだ。
忠臣蔵・桜田門外・本能寺・新撰組・・・そんな感じで。
ガッカリだ(爆)




『レスト&ハーウィン 星に願いを』
吉村夜 富士見ファンタジア文庫


読始12/10 読了12/11

コメント・・・
魔魚戦記の第2巻。
体長3000キロメートルという超巨大宇宙イトマキエイのハーウィンと彼の恋人となったレスタンティ。
今回この不思議カップル(笑)に持ち込まれたハプニングは・・・
人口20億人の惑星ピアニッシモに、宇宙難民200億人が向かってくると言うモノ。
どんな生産量があっても食料が間に合わないぜ?
どうする!?
という展開のほのぼのファンタジー。
面白いです。



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『クロックワーク3 えんじぇる・すまいる』
山本剛 角川スニーカー文庫


読始12/11 読了12/13

コメント・・・
とりあえず完結、の第3巻。
基本的なストーリーは1,2巻で曳いておいた謎の解決編(いや、別にミステリじゃなくて・・・)
なんにしても、本が薄すぎて物足りないのだが(爆)
ラスの方でホロリときたから、まぁ、読んだ価値はあったかな、と。
こんなお約束で、グッとくるって・・・安上がり(笑)




『直心影流・毬谷直二郎 妖鬼の剣』
鳥羽亮 講談社文庫


読始12/13 読了12/14

コメント・・・
まぁ、タイトル通りの渋い時代チャンバラ小説。
そして、面白かった!
そりゃ、もちろん、手放しで褒めるほどではないけど(ヒデェ・・・)「別の作品を積極的に読んでやろうじゃないの」と思う程度には面白い。
それに・・・
シリーズ3作目らしいし(爆)
横浜の図書館てさ、ラミネートをケチるためか知らないけど、単行本の裏表紙の返しをちょっと残してザックリ切っちゃうから過去の作品検索が出来ないんだよね。メラ迷惑。
それはともかく、鳥羽亮の書くチャンバラシーンはなかなか読み応えがありましたわ。
たまに、「時代小説読んでみようかな」って人いないかな・・・(爆)




『図書館戦隊ビブリオン』
小松由加子 コバルト文庫


読始12/14 読了12/15

コメント・・・
男ってやつぁ、アレだ。
少女小説を読まなくて良い分(←どんな理論なのだろうか(笑)、少年向き(?)の小説も楽しめる女性よりも読む本が少なくてなのだが、まぁ、たまには手を出してみようかな、と気が迷うこともある(爆)
ま、今は特に一年で作家名100人行けるかな、の途中だし。
で、こんなタイプのギャグ小説なら良かろう、と。借りる。
なかなか面白かった、かな(←爆)
爆発力がちょっと足りなかったけど、こんなモンだろう。
バカバカしい話は好きだ(笑)



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