第11回富士見ファンタジア大賞の淳入選の「魔魚戦記」の続編。 オオボケ少女・レスティの前に現れた「王子様」は全長3000キロメートルのイトマキエイ形宇宙人だった!!…というバカ設定SFコメディ。あいかわらずのノリのよさで、サクサクと読むことができます。今回もラストに大ネタがありますが(でもあれって本当に実現可能なの? 作中の説明だけではイマイチ納得ができなかったです)、前作ほどには爽快感がなかったかなあ。 次は帝国相手にもっとハデにやっちゃってほしいものであります。