麻弥さんの書評
●「カーニバル・イヴ 人類最大の事件」清涼院流水[講談社ノベルズ](97/12/8)
あの、例のJDC(日本探偵倶楽部)シリーズです。妙な必殺技で事件を解決する、変な名前の探偵さんたちがたくさん出てくる話です。
今回は「犯罪オリンピック」のプロローグに当たる話。今回は薄い(300ページちょっと)なあって思ったら、一冊丸々プロローグ(笑)。話そのものはあんまり動かないし…ただ、巻末の「JDC用語集」はお役立ちです。これが一番よかったかも(^ ^;)。
…色々と悪名高い清涼院流水ですが、私自身は実はそれほど嫌いじゃないんですよ。このシリーズも、ミステリとして読むと、…なんだかなあって感じですが、キャラ中心で読めば結構楽しめますし。
まあ、とにかく本編を待ってます。今度はどういうオチになるか(^ ^;)。
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