十一月前期
『無責任三銃士(下)』・『ゴクドーくん漫遊記外伝,9』・『タツモリ家の食卓』
『コズミック』
『無責任三銃士(下)』
吉岡平 ファミ通文庫
読始11/1 読了11/2
コメント・・・
と、言うわけでお家騒動も無事解決。
主人公にして、女性初の近衛剣士リキアが許されざる裏奥義『乳見せ油断斬り』を振るうとき、即ち悪は絶たれ、とりあえずの平和が訪れる。
他に見所?
さぁ、気づかなかったけど(爆)
『ゴクドーくん漫遊記外伝,9
パルミットの笛吹き』
中村うさぎ 電撃文庫
読始11/3 読了11/3
コメント・・・
く、暗いっっ!!
最近の講談社ノベルスにありがちなサイコホラー的ミステリなスタイル。
今回のテーマは『自分の生き方くらい自分で決めろ』ってとこかな。
まぁ、中村うさぎは借金するほど買い物して、返済のために働くという、ある意味生き生きした生き方してるんだけど(笑)
さて、そんなテーマにふさわしい主人公は、自分の心を持ち始めたゴーレム少女ミンミン。
「兄が最高のギョーザを作るのを補佐しろ」というプログラムで作られた彼女は、兄が独立して動き出したときパニックを起こす。
同時に双子の姉のファンファンは謎の失踪をとげ・・・
ミンミンは兄とルーベットとファンファン探しに行く。
外伝ではほとんど主役になれないゴクドーくんだが、コイツは前回に引き続き虫になったまま(笑)
神様を信じるのはいいけど、宗教に頼って生きるんじゃねぇゾ、な この作品。
読むや、読まざるや
『タツモリ家の食卓』
古橋秀之 電撃文庫
読始11/4 読了11/6
コメント・・・
どこかのテレビ番組みたいなタイトルだなぁ・・・
ってゆーか、ツッコムべきは「こ、コレがブラックロッドの作者の作品だとぉっ!?」だよな。
ごく普通、よりも数段ボケーーーーっとした主人公と、宇宙の暴走エネルギーの化身(?)的幼女・不死身の鋼鉄皇女・ラブリー妹。
そんな感じの「狙って撃ちました」なストーリーなのだが・・・
どうせなら、イラストもそれなりの人使えよ(爆)
つまらなくはないけど、SF部分の解説が基本的に意味不明。
ギャグパートは、なんか・・・
田中哲弥?な出来。
どうせ読むなら、シリーズ化するみたいだし、完結してからまとめ読みでいいんでないかい。
並列書評に飛ぶ
『コズミック 世紀末探偵神話』
清涼院流水 講談社ノベルス
読始11/8 読了11/18
コメント・・・
作家別の欄に一番面白い(?)コレが入っていないのが落ち着かなくて再読。
オチの分かっている推理小説・・・(爆)
まぁ、小説としての形は好きだし、読む価値はあるってば。
「一年のうちに1200の密室で1200人が死ぬ」という予告状。
序盤はただひたすらに人が密室で殺されるまでの羅列。
ようやく登場する探偵軍団JDC。奇人変人ぞろいの猛者探偵(笑)
そして解決。
そして解決?
END
大風呂敷はたたまれた。拙者はそう思う。
そうだなぁ・・・清涼院流水は最近文庫化されたコズミック・ジョーカーだけ読めばいいかな
つーか、カーニバルだけはよけた方がいいかも、と(爆)
もうすぐ20世紀も終わっちゃうし、『世紀末探偵神話』早く読んどきな、って。
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欄外 食王
不思議な飲み物を買う。サークルKで見つけたのは『ベトナム珈琲』(笑)
なんのことはない(?)
コーヒーにミルクはミルクでもコンデンスミルク(練乳)を入れただけって代物だ。
まぁ、確かに、やや不思議な味わいだが、「普通のコーヒー牛乳タイ」とか言われたら騙されるかも(← 食王か?それでも)
不味くはないのでご安心を。
最近、美味しいと思ったのは、インド紅茶チャイかな。
昔、飲んだこと有ったけど、最近パッケージ変わったような・・・(別メーカーだったとか?)
シナボンとやらが流行ったおかげで良質のシナモンが出回ったのかもな
チャイはシナモン風味が入った紅茶でござるよ