十二月後期
『妖言集』・『スクランブル・グリル』・『ロシア紅茶の謎』
『闇狩り師,1』・『オウガバトル64』
『妖言集』
伊達一行 集英社
読始12/15 読了12/24
コメント・・・
確かに、妖言だよ。
短編集なんだけど、後半どんどんワケ分かんなくなっていく(爆)
かなり宗教色入ってる、って感じかな。
基本的なテーマは、女に入れ込んだ男が身を持ち崩し、命さえ落としかねないという形なんだけど。
うん、面白くないね(爆)
ま、多少の収穫としては、「玉繭」ってのが名前の割には商品価値は低い蚕繭だということを知ったのと、イメージを文章化すると、酸化して違うものになってしまうという表現に「う〜んあるある」と納得したことくらいか。
はい、この二つの知識を手に入れた皆さんは読む必要無し
『スレイヤーズすぺしゃる,16 スクランブル・グリル』
神坂一 富士見ファンタジア文庫
読始12/25 読了12/25
コメント・・・
作家数百人越えプロジェクトの最中でも、スレスペの新作が出たのなら読まねばなるまい。
やっぱ本編と違って、スペシャルは単純に笑えて面白いわい。
ヒゲでシドとニードといえば、しかも山の中のお宝・・・
そう。アレのパロディもあるし(笑)
ナーガがボケればリナもこける。
お笑いって・・・・・・いいものですねぇ(笑)
『ロシア紅茶の謎』
有栖川有栖 講談社ノベルス
読始12/25 読了12/26
コメント・・・
そのスジでは人気らしい火村先生と作家の有栖のコンビが、変な事件を次々解決する短編集。
この短編を読んだ限りではどうやったらこのふたりをやおいにできるのか謎過ぎなのだが(笑)
肝心の推理のほうは・・・
わっからないなぁ(爆)
拙者、動物園の暗号はメモじゃなくて腕の形がダイイングメッセージだと思っちゃったさ。
どう読むかというと・・・
零時 = 礼二ってね
ひとつも解けなかったよ。
それでもまぁ、国名シリーズくらいは読んでおくか
並列書評に飛ぶ
『闇狩り師,1』
夢枕獏 徳間デュアル文庫
読始12/26 読了12/28
コメント・・・
拙者、なぜかこの人の本はあまり読まないんだけど・・・
主人公、九十九乱蔵は祟られ屋。
霊に好かれやすい体質を利用して、霊を自分の体に取り憑かせ、常人離れした体力精神力で霊を成仏させる?
どちらかというと、霊とのサイキックバトルよりも、岩石みたいな肉体を駆使して、チンピラヤクザをミンチにする戦闘シーンのほうが多いかも。
短編で4本
キマイラと比べると読みやすいね。
『オウガバトル64 黎明編』
鶴岡法斎 ファミ通文庫
読始12/31 読了12/31
コメント・・・
作家数100人プロジェクトのために手にとる。
伝説のオウガバトルを愛する拙者だが、64を持っていないためこっちのオウガはプレイしたことが無い。
だから、原作比較はできないんだけど・・・
まぁまぁです。
主人公のマグナス君が、盗賊団(革命軍)を叩き潰しながらも、自分の生き方はコレでいいのかと悩み始める。
そして、最後に現れる性格の悪い親衛隊騎士。南部軍の責任者など。
もぉ、2巻では反乱軍結成確定だね、的ストーリー
続きがあるなら読むさ
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欄外 食王