八月前期

『秘神黙示ネクロノーム,3』『Level6の怪物』『秘刀』
『デルフィニア戦記,1』『魔香録』『パリのトイレでシルブプレ〜〜!』
『隼は舞い降りた』『リアルバウトハイスクール,2』『格闘地獄島』
『スレイヤーズすぺしゃる,19』『魔術士オーフェンはぐれ旅,4』


『秘神黙示ネクロノーム,3』
朝松健 電撃文庫


読始8/1 読了8/2

コメント・・・
なんというか、中途半端な感じ。一応ケリは付いているのだが、打ち切られたかのような終り方が不満。
そして、それに拍車をかけるのがイラスト。
美少年にしか見えない女の子に三人の少年が惚れるなよ。なんてマニアックな・・・(笑)
そんな感じなので魔術知識が多少手に入るという以外見所なし。
火の属性に「ゆらぎ」が含まれるという情報ぐらいだし。
あぁ、でもエヴァよりはイイかも(爆)




『Level6の怪物』
白石かおる 角川スニーカー文庫


読始8/2 読了8/5

コメント・・・
ゲーム、という単純な名前のゲーム(笑)
火・水・土の三属性がジャンケンのように三すくみになっている。
で、このゲームで世界大会に出て有名になろうと企む少女がいた。
アユミは、ある日迷い込んだネットでゲーム用の武器をイカサマレベルまで育ててもらう。
おいおいだぜ。
古橋のソリッドファイターといい、即死技装備のキャラを使って勝ちまくる話を作るヤツってのは何考えてんのかね。
バカかと、アホかと、テメーはゲームに対してどういうスタンスを取っているのかと24時間問い詰めたい。
そんなDQN設定でイジケ少女とネクラ少女の友情が生まれる。
勝手にしろ(笑)




『秘刀』
中津文彦 祥伝社


読始8/5 読了8/7

コメント・・・
秘刀。一体どんな技であろうか・・・って、そんな話では無い。
鎌倉時代初期、関東には反った刀を打つ技術が無かった。そのため、陸奥国と戦争した時さんざんに敗れてしまった。
そして頼義はその技術と、陸奥国を奪おうと企み、1人の鍛冶屋を送り込むのであった。
で、送り込まれた鍛冶屋の雄安が陸奥国は舞草の里で信用を得るため一生懸命働いたり、恋愛したりする。
また、鍛冶の様子が詳しく書いてあります。
刀を打つ、ってのがどんな感じの行為なのかイメージではわかっている人が多いと思うけど、コレを読むと、ただカンカン叩くだけじゃあないってことがよくわかる。
奥が深いです。鉄を分けるところからして。
勉強になると言う意味でお勧め。




『デルフィニア戦記,1 放浪の戦士』
茅田砂胡 Cノベルス


読始8/7 読了8/8

基本的に大人気のこの作品。
ウワサどおり、面白かったです。
国取り物語ならぬ、国取り返し物語。
悪の公爵に国を追い出された妾腹の新王が帰ってきた。お供は人間離れした力と美貌の少女(?)
まぁ、ものすごい勢いでノリもいいし、ワクワクサクサク読めるね。




『魔界都市ノワール 魔香録』
菊地秀行 ノンノベルス


読始8/9 読了8/10

秋せつらのいとこと名乗る、AWSフラワーという花屋の主人、秋ふゆはるの物語。
今回は、この世の平和を守っている一輪の花「マリファサ・ルピナ」が事故で失われてしまうところから始まる。
すごいよね、世界平和を守る花(笑) カッコ良すぎ。
新たな花をヒマラヤの氷河の中に植えたいのだが、替わりの花など・・・
と、言ったってなんでも出てくるのが魔界都市新宿。
「亀裂」の奥深くに生えていると言うマリファサ・ルピナを入手するために秋ふゆはるが担ぎ出される。
美貌のキャラではなく、謎の仮面をかぶっている。破壊的な威力の素顔をもつ男。
なんというか、イイ。
昔の魔界都市ブルースに近い、新宿っぽさがある。
面白




――中村うさぎの書き殴り劇場――パリのトイレでシルブプレ〜〜!』
中村うさぎ メディアワークス


読始8/10 読了8/10

アホバカの中村うさぎエッセイ(笑)
まぁ、つい最近読んだ「だって買っちゃったんだもん」とほとんど同じだな。
海外へ行くと腹をこわして大ピンチのゲリジェンヌだとか、バカみたいに買い物をしまくるとか、いつも同じ失敗を繰り返す女(笑)
面白いといえば面白いけど、残りの「だって欲しいんだもん」は来年くらいまでは読まずにおこう。
どうせ同じだろうよ(爆)



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『超探偵ハヤブサ 隼は舞い降りた』
紙谷龍生 富士見ミステリー文庫


読始8/10 読了8/10

悪くは無い。クロス探偵物語の最終章のようなお話だが。
それなりに緊迫感のあるストーリーを台無しにしているのが、あらいずみるいの挿絵。
てめ、スレイヤーズすぺしゃると勘違いしてるんじゃねぇよバカ、と言いたい。
いや、悪いのはこの絵描きを起用した編集の方か。
まぁ内容も所詮は富士見ミステリー、略して富士ミス。B級の域を出ない。
特にヒロイン邪魔。目障り。消えてください(爆)




『召喚教師リアルバウトハイスクール,2』
雑賀礼史 富士見ファンタジア文庫


読始8/10 読了8/12

何巻まで読んだか覚えていなかったのでとりあえず借りてきた(爆)
なんとなく見覚えアリ。だが、1巻からでも良かったかな・・・
異世界とコッチの世界で神威の拳をふるい戦う男、南雲慶一郎。
彼の昔話メインで、マフイアのボスで身長三メートルの巨人と戦ってなんとか勝ったこととか・・・(笑)
あと半分は後に戦士として活躍するだろう生徒たちの活躍。
まぁ、それなりにフツーのアクション物。




格闘地獄島ファイティング・パーク
松岡弘一 フタバノベルス


読始8/12 読了8/13

大格闘大会大観戦の懸賞に当たった少年、イチロー。
激しく盛り上がる大会の後夜祭において、恐るべき事件が発生した。
イベントの行われている「島」にむせ返るほどの「死」が満ち溢れる。
イチローとわずかに生き残った人々は、力をあわせて脱出をもくろむが・・・
ある意味ご都合主義な展開とも言えるが、まぁいいんじゃない。




『スレイヤーズすぺしゃる,19 るなてく・へすてばる』
神坂一 富士見ファンタジア文庫


読始8/13 読了8/14

言わずと知れた、スレイヤーズ短編ギャグ。
怪しげな祭りに参加したり、赤い糸を断ち切ったりで大忙しのリナ・インバース。
乳ウシのナーガと一緒に世界を混乱させる。
MAXレベルではないが十分に笑えた。




『魔術士オーフェンはぐれ旅,4 我が森に集え狼』
秋田禎信 富士見ファンタジア文庫


読始8/15 読了8/16

魔術士オーフェン。見習いのマジク。トラブルメーカー馬鹿娘のクリーオゥ。
返してもらえる当ての無い借金を取り立てるべく地人の兄弟を追い続ける一行。
今回は森のドラゴン、ディープドラゴンとの絶望的なバトルになるのだが・・・
でも、なぜか狼の姿なんだよね(笑) ディープドラゴン・フェンリル。
なんにしても、このシリーズの感想は「クリーオゥうざい」の一言で済んでしまうのがミソだ。



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欄外 ゲームの伝道



ソウルキャリバー2。
ついに始まったコンクエストモード。
国の勝ち負けはどうでもいいんだが、自分のキャラを育てるのが楽しい。