麻弥さんの書評
●「人狼城の恐怖 第二部フランス編」二階堂黎人[講談社ノベルズ](97/9/7)
ドイツとフランスの国境にある、双子の城「人狼城」。今度はフランス側の「青の狼城」で恐ろしい連続殺人事件が起こる…
前回のドイツ編がホラーなら、こっちはオカルト色が強いですね。ナチスの恐ろしい実験で生れた怪物、ロンギンヌの槍などのネタも絡んできます。それにしても、ドイツ編の内容をすっかり忘れていて(^ ^;)、本棚をかき回して、やっと見つけることができました。なるほど、こういう感じで話が絡んでくるんだねぇ…でも、この話、ほんとに「本格推理」として終わらせることができるのかしら(^ ^;)?「完結編」が楽しみです。(でも完結編がでる頃には、ドイツ編とフランス編の内容を忘れてそう(^ ^;)。一気読みした方がよかったかなあ(^ ^;)。)
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