麻弥さんの書評
●「人狼城の恐怖 第三部 探偵編」二階堂黎人[講談社ノベルズ](98/1/11)
本当は完結編だったはずが、伸びちゃって四部構成になったそうです。
今回は、やっと蘭子が登場。蘭子と黎人がフランス・ドイツに。あの不思議な事件に、巻き込まれることに…
ドイツ編はホラー、フランス編はSF、そして探偵編は本格な雰囲気です。
今回は渡仏までに200ページほど、あともなかなか糸口にたどり着けず、最後にやっと!!これから人狼城へ、という感じでした。でも退屈せずに一気読みできました。
それにしても、これだけ風呂敷きを広げて、ちゃんと収拾がつくのかなあ。
完結編が楽しみです。
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