一月後期
『魔法戦士リウイ,1』・『ロストユニバース,3』・『人狼城の恐怖,3』
『UNKNOWN』・『チキチキ美少女神仙伝,7』・『ゴクドーくん漫遊記,12』
『ゴクドーくん漫遊記,13』・『トップラン,3』・『銀河を渡る竜の群れ』
『虚船,2』・『”影人”狩り』・『ウエディング・ドレス』
『ブレイズ・ランナウェイ』・『ラッキー・カード』・『タツモリ家の食卓,2』
『凶戦鬼』・『満漢全席』・『破壊神はつらいよ』
『白魔術都市の王子』・『私闘学園』・『続・私闘学園』
『新・私闘学園』・『神蝕地帯』
『魔法戦士リウイ,1』
水野良 富士見ファンタジア文庫
読始1/16 読了1/16
コメント・・・
体力有り余る魔法使いのリウイ(笑)
ある日突然、戦士の神マイリー神の神官少女に「あなたは勇者です」と告げられて大パニック。
しかし、有り余る体力の使い道・・・「冒険」はあまりにも魅力的。
だがその冒険は・・・。
あぁ、女性三人の冷たい視線に針のむしろ状態のリウイ。
いったいどうなることやら
『ロスト・ユニバース,3 凶夢ざわめく』
神坂一 富士見ファンタジア文庫
読始1/16 読了1/16
コメント・・・
やっぱり、キャナルのキャラデザはアニメのほうがいいかな、って言っても原作の文ではファンタジーの巫女さんみたいな、であって、メイドさんじゃないんだよな(笑)
ロストシップ。過去の遺産。超・能力(超能力じゃないよ)を持つ宇宙船。
それのコピーが現在の科学力で増産されたとき、宇宙警察も宇宙軍もかなわなくなる。
ナイトメアの次くらいに勢力をもったウィスプはコピーの密造を開始。
ケインは怪しいマントを羽織り、こそこそと証拠を探るのであった。ナイトメアの手のひらの上で。
前回も前々回も助演キャラが死んだが、今回はその手のキャラはいないぞ。
その代わり、死者の数は桁違いに膨れたけど(爆)
そういう話だ。(←わかんねぇよ)
『人狼城の恐怖 第三部 探偵編』
二階堂黎人 講談社ノベルス
読始1/17 読了1/18
コメント・・・
ようやくだな。
二巻まで読んだところで図書館から三巻が消えて読めなかったんだよなぁ。
さて、非常に残酷だが、読者にとってはワクワクの双子の事件。
フランスとドイツでほぼ同時に起こった連続殺人事件。
その匂いを嗅ぎつけた二階堂蘭子は遅ればせながら事件に首を突っ込むのであった。
事件解決かと思われる推理にも「それも一つの可能性ね」のお言葉。
一向に進まないストーリー。
見つからない、二つの狼城。
蘭子だけが何かを気づいていそうなのだが何も言わないまま最終巻へ続くのであった。
拙者の推理?
んん・・・
わからん(爆)
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『UNKNOWN』
古処誠二 講談社ノベルス
読始1/18 読了1/18
コメント・・・
アンノウンでも、アンノーンでもなく、アンノンと読む。
自衛隊が未確認飛行物体を呼ぶのだからなるべく短縮というわけか。
と、いうわけで、自衛隊基地内でおきた盗聴事件。
犯人探しに来たのは飄々とした諜報部員。
果たして犯人の正体は!?
ってな感じで、つまらなくはないけど、ハマリもないな。
ただ、自衛隊ってつらいな、と。
いくらがんばっても出番は無く、町を歩けば税金泥棒扱いされる。
災害救助以外に人気を挙げる手段無し・・・
あんまり嫌わないであげましょう(爆)
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『チキチキ美少女神仙伝!,7 皇帝円舞曲』
嬉野秋彦 角川スニーカー文庫
読始1/19 読了1/19
コメント・・・
クソふざけやがって・・・
というのは本文に対する感想ではなく、図書館のカラー口絵をちぎりとったバカヤロウに対する発言である(爆)
行け!ビブリオン、出動だ!
さて、内容はというと、1500年のときを経て秦の始皇帝が甦った。
復活させたのは謎の道士「徐福」。
彼は始皇帝を旗頭に世界征服を企み、皇帝に不老不死を与えるという名目で崑崙山に兵士を送り込む。
さぁ、仙人対人間(?)の大バトルアクションが今始まる。
あぁ、いまこそ!
ギャグもテンポも好きだな。あとはページがちぎれてなけりゃ(爆)
『ゴクドーくん漫遊記,12』
中村うさぎ 角川スニーカー文庫
読始1/19 読了1/19
コメント・・・
あいもかわらず不幸なゴクドー君は、今回はクエクエバエとかいう虫の毒を食らう。
体内に神を宿した不老不死のゴクドー君でも死んでしまうってんで大騒ぎ。
毒消しのある森へ入れば、今度はそこでバッドイベント発生(笑)
しかし・・・すでに因果の「因」すら無いままに不幸に叩き込まれるゴクドーくんって一体・・・
今回、教訓らしき話は無かったような気がする・・・
ギャグもそれほど・・・
つまらなくは無いけど、いつもみたいにお勧めもしない。
『ゴクドーくん漫遊記,13』
中村うさぎ 角川スニーカー文庫
読始1/19 読了1/19
コメント・・・
ついに最終巻。
そういえばどうやら、10,11巻を読んでいないような気がしてならない(爆)
10はともかく、11を読んでないのは間違いないな。
さて、今回は、実はクエクエバエに刺されたのは毒ではなく卵だったことが判明。
中から食われて死んでしまうというのでゴクドーくん大ピンチ
医者には「ハエの卵も命ですから」と治療拒否される(笑)
とにかく、卵を産みつけた女王ハエに話をつけるべく、ゴクドーくんはハエ殺しの旅に出るのであった。
なんか、えらくダークな権力争いの話に化けるんだけど・・・
今回の教訓・・・「作ったキャラには出番をあげよう」(爆)
『トップラン 第3話 身代金ローン』
清涼院流水 幻冬舎文庫
読始1/19 読了1/20
コメント・・・
相変わらず、たいしたことは無い(爆)
なんと言っても、西暦2000年の歴史年表のようなものだから、2001年の今読んでもピンと来ないものがあるんだよね。
しかも、はじめの二章ほどは前回までのあらすじだし。アニメ・ドラゴンボールかいっ!
しかし、前回のヒキがこんなオチになるとは・・・
今回のラストも、かなり期待させるヒキかただけど、またコケさせられたらやだな、とか思ったりして。
果たして貴船天使の目的とは何なのか!?
むぅ、それだけは気になるでござるよ。
『銀河を渡る竜の群れ』
大野木寛 富士見ファンタジア文庫
読始1/21 読了1/22
コメント・・・
魔王が復活した。
善なる星霊の娘とドラゴンライダーがそれに立ち向かうのであった。
そんなお約束のファンタジー。ただし、舞台は宇宙だ。
かなり展開は強引だが、ストーリーのテンポが速いので「まぁ、いいか」ということになってしまう(爆)
つまらないって言い方は無いと思うが、お約束過ぎて特に見るべきもの無しか・・・
『虚船,2 大江戸爆裂攻防記』
松浦秀昭 ソノラマ文庫
読始1/22 読了1/23
コメント・・・
虚船とは、UFOのことである。
お江戸の平和を乱す宇宙人と戦うために青奉行が設置された。
はずなのだが・・・
というのが今回のお話。
二代目奉行の浅葱に代わって三代目になった鳥居妖蔵。
「耀」の方の公儀目付役、鳥居耀蔵もかなりの人物だったようだが、コッチの妖の妖蔵は・・・
って言ったらネタばれだがね(爆)
ラストの巨大からくりバトルはお約束になるのか?(笑)
次回のからくりが楽しみだ
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『トンキチ冒険記 ”影人”狩り』
菊地秀行 ジョイノベル
読始1/23 読了1/24
コメント・・・
トンチキではない。トンキチだ。和久井頓吉(笑)
彼は『向こう側』から生還した数少ない人間であり、おかげで妙な知識と力を手に入れてしまった。
ただ、引き換えに、向こう側からの誘いの手がひっきりなし。
休まる暇も無く戦いの連続。
こっちの世界でも、不良相手に木刀振り回してチャンチャンバラバラ。
しかし、謎の新任教師、具蓮寺燃が転任してきたとき、状況はさらに悪化した?(笑)
まぁ、いつもの通りと言えばそれまでの、菊秀モノ。
木刀は十六夜京矢で、ドラムバッグは壇隼人。発明品は八頭大だ。
ただ、トンキチは演技かどうなのか、えらく純情派(笑)
続きを書こうと思えば書けるラストは、やっぱいつもの手法か(爆)
『ウエディング・ドレス』
黒田研二 講談社ノベルス
読始1/24 読了1/24
コメント・・・
結婚式の直前に、花婿が死んだ。
結婚式の直前に、花嫁が姿を消した。
二つの事件は一つの事件であるようなないような・・・(爆)
二つの視点で語られる事件の真相は!?
なかなかイイ、伏線の張り方。
おかげで、三割がた真相を覗き込むことができた。
それだけに、オチでは腰を抜かすほど驚くことはできなかったが、
なるほどねぇ、と感心する程度には満足。
ただ、登場人物少ないんじゃないかな。そのせいで犯人限定がしやすくなる・・・
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『混戦次元,1 ブレイズ・ランナウェイ』
神代創 角川スニーカー文庫
読始1/25 読了1/25
コメント・・・
『プレート』というアイテムのせいで二つの世界が繋がった。
人口飽和状態の打開策として、そのプレートを使い異世界に侵攻しようと企むCIAその他の組織。
そのプレートを持っているのは・・・ん?誰だ?(笑)
アメリカ帰りの三人組のうち誰かが持っているらしいのだが、本人も持っていることに気づいていない。
そんなことをしているうちに、プレートは暴走してあっちとこっちが繋がり始める。
小人やユニコーンが走り回る中、愛のための戦い(笑)が始まったり逃げ回ったりする。
うーん、まぁ、人気が出なくてもいいように(爆)完結している。
キャラはイマイチ動けていないような気がするし・・・
拳銃相手には戦えないというリアル指向なのはあまり感心しないなぁ。
どうせ小説なんだから弾かわしたっていいじゃん(マトリクス)
並。
『ラッキー・カード』
草上仁 ハヤカワ文庫JA
読始1/25 読了1/26
コメント・・・
おもしろかった。
80年代のSFショートショート。
多少のブラックと、軽いボケがいい感じ。
夜を明るく・セルメック・割れた甲冑・牛乳屋・ラッキーカード・ウォーターレース・可愛そうな王女の話、の7編。
そうだねぇ・・・分かりやすいセルメックとラッキーカードが良かったかな。
お勧め品(笑)
『タツモリ家の食卓,2 星間協定調印』
古橋秀之 電撃文庫
読始1/26 読了1/26
コメント・・・
特にこれといって特徴の無い主人公、龍守忠介(顔は、ポケモンのタケシ)の家で教育あるいは養育されることになった、銀河を吹っ飛ばせるほどのパワーを持つリヴァイアサンことミュウミュウ。
ただし、今回彼女(?)に出番は無い(爆)
そして、宇宙で喧嘩して落ちてきた、猫型宇宙人カーツ大尉と機械生命(?)の王女バルシシアもなぜか彼の家の居候となっていた。
そんな普通の家庭の日常風景+バルシシアの昔話。
カーツの昔話は出ないのか、と言われても、生まれて6ヶ月の若猫にはたいした過去は無いのである(爆)
今回はとりあえず、伏線のためのストーリーなので、1巻抜きで読み始めると何がなんだかわからないだろう
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『<妖獣都市異伝> 凶戦鬼』
菊地秀行 徳間文庫
読始1/26 読了1/27
コメント・・・
魔界都市ではない新宿。
しかし、それでも妖魔がこちらの世界に入り込もうとするのは変わらない。
それを阻止するのが闇ガード。そして、闇ガードのさらに裏には、もっと物騒な『妖事課』がある。
その資格は「殺人淫楽症であること・・・」
なぜか、人間に化けた『奴ら』を見抜くことのできる彼らの仕事は、殺しまくること。
そして、超絶美形の主人公グールも。人に化けた妖魔を殺して殺して殺す。
うん。グッドアクション・グッドエロス。
いい感じだね。
『満漢全席』
南條竹則 集英社
読始1/27 読了1/28
コメント・・・
中華料理小説と表紙に書いてある。
拙者の得意料理も中華である以上、読まねばなるまい(爆)
しかし、↑はあまり意味が無かった(笑)
なんせ、内容は基本的に『食う・喰う・食う』だけだから。
それなのになかなか面白い小説になるんだから不思議だ。
中でも一本目の、書き下ろしで本書の半分を占めるページ数の、東瀛の客(とうえいのきゃく)が一番。
南蝶氏・・・作者、南條のパロディネームであろう・・・が、何たら小説大賞で一攫千金を狙い、その金で満漢全席を食って喰って食いまくろうと企む話。
美味しそうな料理解説が読者のよだれを誘う!!(笑)
その他6本の極短編付。
これは昔、なんとかいう同人誌に載せた中華話らしい。
こっちは猪脚精以外はイマイチだな。
とりあえず、満足。
『スレイヤーズすぺしゃる,10 破壊神はつらいよ』
神坂一 富士見ファンタジア文庫
読始1/28 読了1/28
コメント・・・
大・爆・笑!!!
初読でも無いのにそんなに笑うなよ、というくらい笑い転げた。
読んだのが電車内でなかったのがせめてもの救いだ(笑)
歌姫の伝説・・・リナが『大魔王の便所のフタ』の二つ名で親しまれている・・・・・・で爆笑。
そんな名前で親しまれたくないワイ。
白い暗殺者・・・どこかで笑った(爆)
破壊神はつらいよ・・・破壊神をあがめる新興宗教『リナ=インバース神教』で笑う。
歌姫の旅立ち・・・どこかで笑ったと思う(爆)
いやぁ、笑いって健康に良いらしいよ。癌が消滅したり。笑滅ってか。
健康のためにこの一冊をお勧め(笑)
『スレイヤーズすぺしゃる,1 白魔術都市の王子』
神坂一 富士見ファンタジア文庫
読始1/29 読了1/29
コメント・・・
面白い、と言うよりはむしろ懐かしいって感じ。
ナーガが!フィリオネル王子が!自分勝手に暴れ回る(爆)
まぁ、スレイヤーズを読み始めればすぐにたどり着くこの本についてイチイチ語る必要もあるまい。
『私闘学園』
朝松健 ソノラマ文庫
読始1/29 読了1/30
コメント・・・
熱血学園格闘技小説。
プロレスマニアの高校生、西城めぐみが4人の仲間と格闘技同好会を作ろうと動き出すところから話は始まる。
女子高生ボディビルダー赤城小夜子。国際プロレスファン浜口倉之介。美少女長刀使い一条直子。SFファンのSM狂翔星東二郎。
そんな濃い連中が一体どんな格闘技の道を進むのか!?
いや、それ以前にコレは本当に格闘技小説なのか!?(笑)
抱腹絶倒、素直に笑うのが好きで、プロレスや魔術に興味のある人にはぜひお勧め。
いや、読め!(命令形)
熱血する漫画家、島本和彦がイラスト担当なのも重要!
『続・私闘学園』
朝松健 ソノラマ文庫
読始1/30 読了1/30
コメント・・・
続きである(笑)
格闘技同好会のメンバーが肝試しをする第一話。
顧問の大伴先生がブッチャーにしか見えない謎の人(笑)と戦う第二話。
北海道に修学旅行に行く第三話。
着実にサブキャラが増え、ライヴァルが現れ、私闘学園ワールドは広がりを見せてくる。
特に、第三話は北海道出身の作者が書いている正しい北海道が見られるぞ。
拙者、日光より北にいったこと無いから、北海道なんて異国にしか見えないでござるよ(爆)
『新・私闘学園』
朝松健 ソノラマ文庫
読始1/30 読了1/31
コメント・・・
今度は体育祭だ。
体育祭と言っても校内で何チームかに分かれて戦うのではなく、よその高校と合同で雌雄を決する体育祭を敢行するのだ。
相手の名は大犯土(おおつち)学園。
金にまかせてスポーツエリートを集めた筋肉学校だ(爆)
過去、19回にわたって負け続けてきたスチャラカ高校、誠新学園に勝ち目はあるのか!?
その頃、ヤクザ同士の抗争が起ころうとしていた・・・
そして、おまけに期末テストの第二話。
格闘技同好会のメンバーの倫理小論文の中身が見られるぞ(笑)
やはり学生たるもの勉学に苦しまなければならないのである。
『神蝕地帯』
朝松健 ハルキ文庫
読始1/31 読了2/1
コメント・・・
魔犬召喚から始まるシリーズのとりあえず完結編。
封印したはずの犬神(セタ・カムイ)を無理矢理復活させて、北海道を血の海にするという、たわけた魔術結社ODTに挑むは赤の魔女。魔女名シルヴィア、本名稲村虹子。
現実世界に余波を巻き起こしながら、魔術師たちは精神世界で戦いを続ける。
日本で一番濃い、正統派魔術小説。
マニア向けか?(笑)
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欄外 ゲームの伝道
アシュラブレード。
今、ゲーセンで・・・と言ってもちょっとヘンなゲームを取り揃える系のゲーセンでしかお目にかかれない(爆)
ブレイカーズリベンジの次にヘッポコな2D格闘ゲーム。
どっちかと言えば面白くない(爆)
しかし、まぁ、冗談のつもりでプレイするのも一興か。
とりあえず、アリスを使おう。
バックジャンプ大パインだけでクリアできそう。ってゆーか、した。
なんで、こんなゲーム宣伝してんだろ(笑)
フウキに宣伝料をもらわなくては(爆)