麻弥さんの書評
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●「ラグナロク3 銀の深淵」安井健太郎[角川スニーカー文庫](98/12/30)

これが今年最後の本かなあ。
ラグナロクシリーズの三冊目。元傭兵のリロイと、相棒の喋る剣のラグナロクの格闘ファンタジー(ってなんなんだ)。
今回は前史時代の超兵器がガンガン登場するわ、《闇の種族》の上級眷族もたくさんでてくるわ、肉や血は飛び散るわ、建物はコナゴナになるわ、……派手だなあ。
話にスピード感があって、よかったです。リロイはますますヤバいことになってきてますが、このままどうなるんだか。
何を考えててるのかよくわからないベストラですが、結構好きかもしれない、こういうキャラ。5000年も思い続けるというのは、個人的には結構ツボですんで。
レナとフェンリルの出会いの話とかも読んでみたいです。
とりあえずは、まだ話にケリがついてないので、はやく続きをだしてくれ、と。


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