麻弥さんの書評
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●「リバティ・ランドの鐘」秋山完[ソノラマ文庫](98/4/2)

宇宙に浮かぶ、遊園地惑星・リバティ・ランド。営業中に、ナパージ軍が攻めてきた。無慈悲で強力な軍隊を相手に、リバティ・ランドの従業員3人と、800万体のロボットが2000人の逃げ遅れた客を守るために闘うが…
無力な遊園地が軍隊相手にどう闘うか?そのアイデアはおもしろいし、話の基本トーンは明るいんですが………途中、半分泣きながら読んでました(T T;)。「ラストリーフの伝説」といい、この作者の話は、おとぎはなしのようでありながら、なぜこんなに苛烈なんでしょう…
最後はボロボロ泣いちゃいました。
おもしろかったです。


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