Quanさんの書評
「南国戦隊シュレイオー」(ソノラマ文庫)神野オキナ
正義の味方(沖縄の外郭団体)ロボVS悪いもん(日本国政府のお役所主義と大企業)メカ。
まあなんつうか↑な感じの話です。小説の技量云々は前の「闇色の戦天使」でいった通りそれほどずば抜けたものではないのですが……物語に対する思い入れというか、情熱は並々ならぬものがあります。さすがにペンネームをみっつもよっつも変えて(変えざるをえなくて)さらに物語への情熱を持ち続けただけのことはあります。すごいや。
色々ネタをふっておいて(特に主人公とアロウのラブコメと、主人公の親族)これを一巻だけで終わらせるのはもったいないでしょう(消化し切れていないとも言う)。続刊希望。
評価☆☆☆☆
戻る