Quanさんの書評
「巴里・妖都編 薬師寺涼子の怪奇事件簿」(カッパノベルス)田中芳樹
“ドラよけ”お涼、巴里へ!!
ということで(田中芳樹にしては)ものすごく早く新刊が出ました。前回の「アルスラーン戦記10」からたったの2ヶ月。何があったんでしょう。
カッパノベルスになっても、巴里に来ても、お涼さまのなさることに変わりはなくて……。警視庁がパリの警察に変わっただけです。相変わらず作中の人物に政治批判させているし。新キャラ(になるかはわからないが)のメイドさん二人の活躍が少しだったのも残念。
この調子で次々と新作を書き上げていって欲しいなあ。
「 ウィ、ミレディ 」(←はまりすぎだっちゅーの)
評価☆☆☆☆+
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